[JAZZY NIGHT TOP]

♪JAZZに関係する映画・DVD♪

映画のBGMだったり、モロにJAZZのことを描いたものだったり。
意外な場所にJAZZが関係したりするものです、映画って。

『キャバレー』

CAST: 野村宏伸 鹿賀丈史 三原じゅん子 原田知世 真田広之 宇崎竜童 尾藤イサオ 千葉真一 夏八木勲 永島敏行 志保美悦子 薬師丸博子 古尾谷雅人 渡辺典子 室田日出男 原田芳雄 倍賞美津子 丹波哲郎
主題歌: 『レフト アローン』唄 マリーン

角川映画10周年記念のこの映画、貴方は知っていましたか?
私は知りませんでした(^^;)

わずか5ヶ月の猛特訓で吹き替え無しという若かりし日の野村クンの演奏は、それは見事なものでございます。運指がパタパタしてるのがたまに傷だけど(笑)、もし本当に吹き替え無しなのであれば、特典映像で何回も流される『LEFT ALONE』にドップリはまりたくなる。

それにしてもCASTを見ていただければわかるが、豪華キャスト勢ぞろい。えっ?!あの人がこんな役でこんな一瞬?というシーンが目白押しだ。私は昨日の寝不足のせいで(決して内容に対してではない)ウトウトしていたら、時々そういうシーンがでてきてかなりビビった(^^;)。

まぁ、正直「いかにも」という内容ではあるのだが、サックス好きな人には一度見て欲しいかも。特に、『LEFT ALONE』を吹いたことある人にはね。ジャズに対する古臭い解釈が鼻につかなくもないが、アノ時代はそれでよかったのだ。ここはエンターテイメントとして素直に鑑賞すべきだろう。
野村クンの演奏を聞いて「・・・・・・あのこ、ジャズってる・・・・」と倍賞オネーサマが呟くシーンがとても印象的でございますっ♪

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cover『BIRD(バード)

製作・監督: クリント・イーストウッド
主演: フォレスト・ウィテカー

言わずもがな、アルトサックスといえばこの人、チャーリー・”ヤードバード”・パーカーの短い一生をあのクリント・イーストウッドが監督し、カンヌ映画祭等で絶賛をあびた作品。

サックスをやってる人間としては、どうしても「吹き方」や「運指」が気になってしまうところだが、私の師匠によると、この映画のためにフォレストさんはかなりハードに練習をこなしたらしい。勿論、演奏はパーカー自身のオリジナルを復元しているのだが、あのすばやい演奏にちゃんと合うように運指をするには、たとえ実際に音がでてなくてもそれ相当の練習しないとまずかったでしょう(^^;) ジャズの熱狂的ファンの監督が作り、実際にこの映画を見たいと思う人達もバードを愛する人々なのだから、そりゃあいい加減にはできないってか。

病院に担ぎ込まれて担当した医師がバードのファンで、レコードジャケットにサインを求めた時に「弦か・・」と訳しているのは字幕翻訳屋さんのご愛嬌だったけど(^^;)(『with Strings』のアルバムだったのよね)、それ以外はなかなか入り込めるストーリーに仕上がっている。
あぁ、ジャズミュージシャンってこうやって鍛えられていくのね〜と改めて自分のサックスに対する甘い態度を反省する材料にも(T-T)。また、当時の人種差別の現実などもリアルに描かれており、JAZZが生まれる土台を知る材料にもなる。

映画そのものとしての出来はともかく、サックス(特にアルト)を始めた(やってる)人は一度ご覧になるべきではないでしょうか。
私はオリジナル・サウンドトラック も持っていますが、こちらもかなり素敵です♪

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ここからAmazonで購入できます♪ 『NORMAN GRANZ PRESENTS IMPROVISATION』

あのJAZZプロデューサーとして超有名なノーマン・グランツが制作したビデオ。
こういうビデオはいくらもあるんだけど、私がこいつを買った理由は、あのアルトサックスの神様チャーリー・パーカーの
「動く姿」が納められてること。34歳にしてこの世を去った彼の動く姿を納めた映像はそうそうない、と知っていただけに、
Amazonで見つけた時は思わず飛ぶついてしまいましたσ(^◇^;)。
映像の中の彼は演奏が飛びぬけてる割には表情はとってもおちゃめ♪
長生きしてたらロリンズ様に負けないくらい可愛いおじいちゃんになってただろうになぁ〜。
冗談はともかく、テナーの雄・コールマン・ホーキンスと一緒に演奏してる姿はサックス吹きなら一度は見ときぃ〜!
ちなみに1997年度の『スイングジャーナル』最優秀ジャズ・ビデオ賞を受賞した作品で、 「2004年1月30日までの期間&
生産限定出荷」ということらしいので、在庫がなくなりしだい終了かと思われます。欲しいと思った方は今のうちにどうぞ。

その他、カウント・ベイシーとデューク・エリントンのそれぞれのトリオ演奏や、エラ・フィッツジェラルドのスキャットなど見所満載っす♪

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