♪SAX個人レッスン日誌4 -2005年編-♪

■2005年11月20日■New!

久しぶりの真昼間講習です。いや、「午後一」なんてのは今回が初めて?!
次回の木曜日に都合でレッスンが受けられず、前回のレッスンの3日後の今日に
してもらったところ、
先生からのご希望でこんな時間に。いやー、昼間は暖かくていいっすね♪

スクールのあるビルに着いてエレベーターの前にいくと、ひとりの40代くらいの男性が。
とっても気まずそう。そう、うちのスクールの1階下のフロアって、ロリコン書籍専門店なのです( ̄m ̄*)。
先に彼のフロアについて、ドアが開くと・・・・「いらっしゃいませ〜♪」とおくから店員さんの明るい声が(爆)。
男性はそそくさエレベーターを降り、私もあまりにも気まづいので「閉まる」ボタンを必死で押し捲りました^^;。
こんな真昼間からこんな店にくるなよぉ〜・・・(;-_-) =3・。

話を戻して。
音だしをしていたら、「あ、なんだか音割れてるね」と先生のご指摘が。
うへっ、最近全然練習してないのがバレバレか・・・・(滝汗)。
「もう少し口元絞るかんじで。気持ち口の中筒状に丸くするようなかんじ。
一番わかりやすいのは、逆に、イーってなかんじで口の両側開いちゃって音をだしてみる。
で、今度はすっごく丸めてだしてみる。そうすると違いがわかりやすいでしょ?
アンブシュアってちょっとした体調とかでも崩れるので、最適な状態を見つけ出すコツを自分なりに
知っておいた方がいいと思うよ。それは単に完璧を目指す形だけじゃなく、時には悪い方をわざとやってみて
『こりゃ違うな^^;』と再認識するのもひとつのアイデアです♪(  ̄ー ̄)b 」
言われた通りにやってみると、うん、なるほど♪
イーって口でやって見たときと明らかに出る音が違う。
最初の私の口はちょっと口元緩んでたかも。

「じゃあ、次はペンタトニックスケールやりましょうか♪^^」

キタ━━━(;´Д`);´Д`);´Д`);´Д`);´Д`)━━━━!!!

わ、忘れちゃった・・・・・・・。ええっとぉ、ヨナヨナフロヌキ?4音と7音、2音と6音抜いて、えっ?それから???(滝汗)
「例えば、メジャーCをペンタにしたらどうなります?」
アワワ・・・・(○_○;)。
「ええっと・・・・。ファとシを抜いてぇ・・・・・(ドキドキ)」←この先頭真っ白で答えられない。
「そうですね、メジャーなので4と7の音、ファとシを抜いて、ドレミソラ。じゃあメジャーのGスケールは?」
ぐわわ・・・・。ええっと、ええとぉ〜・・・落ち着け、落ち着け、頑張れ自分!
「ふぁ、ファがシャープでソから始まって・・・・」
指で数えても焦ると訳わからなくなってくる。自然とサックスで音を確認し始める私。
「そうそう、音確認しながら考えていいですよ♪^^ その方が暗記っていうより確実に身体で覚えられますし。」
ソー、ラー、シー、おっとドは抜かしてレー、ミー、ってか。
「そうそう、そしたらGのブルース・スケールは?!」

Σ( ̄□ ̄;) あひゃー・・・・・・。

やった。やりました。確実に・・・・・。『DOXY』で何度も・・・・・・・。
でも、脳味噌の中は確実に真っ白にぶっ飛んでいる私σ(^_^;)。
「あは・・・・忘れちゃいましたかね・・・(苦笑)。まぁお仕事忙しくてしょうがないとは思いますが、
そろそろこういうの、サラーっとできるようになって欲しいですねえ・・・」
ハイ、仰る通りでござんす。何年やってんだよ、アタシャ・・・・・・(´;ω;`)ウッ…
「ブルース・スケールの場合はマイナーペンタで2,6抜いて、5音を♭でしょ?っていうことは?」
ええっと「フロ抜き」か・・・・。、ラを抜いて、マイナーだから3音目のシを♭
レをフラット(ということはドを♯)、ミを抜いてファ♯〜ってか。
はぁあああ、たったこれだけなのに超シンドイ・・・・。

■2005年11月17日■New!
 
■2005年10月13日■

やっと良い天気になりました(T-T)。
せっかく練習できそうな3連休があったというのに東京地方は雨・雨・雨・・・・・。
おかげで低気圧にやられてしまい、ほぼヒキコモラーの生ける屍状態でございました・・・・。
サックス吹くなんてもっての他。そんなことできるテンションやったら部屋の掃除でもしとりますわ。はい。

とりあえず前日に少しだけ練習。
前回渡された(ってか、実は入門時期の頃に一度もらってる)『Autumn Leaves』のテーマだけ少し。
あぁ、この楽譜はこのテンポだっけ・・・・。なーんとなくぼんやり思いだす。
『DOXY』については、もうJamey氏の伴奏曲を始終流しっぱなしでさすがに頭に入った^^;
どこでドラムがブレイクして、どこでベースがメインになって・・・というのがわかる。
まぁアドリブの練習なんで、覚えちゃっても意味ないんすけどね。
実際ステージ上で思い通りに伴奏やってくれるわけでもなく。クラシックじゃないんだから。
ま、アドリブなんで、いくらひとりで練習しててもちょっと虚しい風が・・・・。
レッスンでもう少しできると良いのだけど。

で、スクールに行くと私宛に受付のところにラブレターが(破ったメモの端切れだが)♪
『 準備できてないので今日はできません。ごめんなさい。またそのうち・・・・』
「えっ?!こ、これって・・・・・・?!あぁ、I先生(校長)ですよね^^; うちの先生からじゃないですよね?」
書いた本人の名前が書かれていないのだ。
受付にいたピアノ科のM先生が「あ〜、それI先生だわ。だってT先生(師匠)はもう来てるよ♪(笑)」
ほっ(;-_-) =3 一瞬うちの師匠がまたドタキャンかと思って焦っていると
「あ〜、今日のレッスン、いつもの場所じゃなくて、元のスタジオの方だから!」と師匠の声が。
い、いらしたんすね・・・・(;・∀・)

慌てて4階受付から階下のスタジオフロアに下りていき、以前ずーっと使っていたちょっと大きめのスタジオに
入ると、ドアの内側に張り紙が。
『現在当スクールは移転を検討しております。まずは4階を閉鎖し、3階を改修しますのでご了承下さい。』
あぁ、 先週先生がいってたアレかぁ〜。もっと駅近になるといいなぁ。
今も思いっきり駅の目の前だけど、歩道橋通らなあかんし、意外と電車降りてからが遠いのよね・・・。

音だしをして、いくつかの変則スケールを教わった。
意外と簡単そうで、頭では理解できてるのに指が追いつかない。
そして倍音。結構得意だったはずなのに、一番下のシ♭の倍音が出ない。ファがでてしまうのだ^^;。
「5度づつ上がっていくからファもだせるのは悪くはないんだけど、倍音だからシ♭を・・・。
かすれて出てはいるので、後は舌の奥と喉の形と口元の形のビミョーな組み合わせなんだよね〜。
クチの中覗けないから『ここが違う!!!』って言ってあげられないのが残念なんだけど・・・」
ええ、本当に残念です(;つД`) 。
結局この日は半分しかでませんでした。要練習。いやはや。

そんなことをやっている間に、先生の口から「ゴースト・ノート」という言葉がでた。
Σ( ̄□ ̄;)
ちょうどレッスンに行く前にネットでその言葉を見かけたのでビックリ。
「先生、その意味って・・・・?」思わず聞く私。
「えっ?!前に説明したはずだけど・・・・・?Σ( ̄□ ̄;) 」違う意味で驚く先生。
うっそー・・・・・・・・。ま、それでもいいから説明してくださいm(_ _)mペコリ。
「ええっとね、こういう感じで聴こえるか聴こえないかのすごく微かな音のことです。
『吹いたふり』『ひいたつもり』ってなかんじで間に入れるっていうか・・・。
まぁそんなに意識する必要もないかな。自然にそうなってる場合もあるし(笑)」
あぁ、じゃあ時々私の息が続かないで、でも指は動いてるってアレもそうですかね?
「そうそう!(爆) 頭でわかってて指が動いてればゴースト・ノート。偶然じゃなければね(笑)」

なぜそんな話になったかというと、あの『かっこ悪い振られ方』で有名な(もっと名曲ありますが)
大江千里氏がピアノトリオを結成し、「ghost note」というアルバムをひっさげて名古屋ブルーノート
ライブをやるのだという話を、レッスンに行く直前にネットで見つけたのでしたσ(^_^;)。
昔好きだったなぁ〜、千里くん。ライブにも言ったし。
ってか、名前が一緒なので、「たねたんが大江千里と結婚したら、『夫:大江千里、妻:大江千里』になるね♪」と
よくからかわれましたわ・・・。ま、読み方が私の場合は「チサト」なんでビミョーに違うんですけどね。
逆に、一般ピーポーでも、大江さんって苗字の方のところに嫁にいったら「大江千里」になって、
絶対病院とかでも「オオエセンリさーーん!」とか呼ばれて周りからギョっとされるかも、とか(爆)。
まぁ、絶対に森高とか森下とか、さらに海原には嫁にいけないな・・・って、どんな心配やねん?!

話がだーーいぶズレてしまいましたが(汗)、そんな話もしてみたり、楽しいレッスンでございます(笑)。

そんな話をしていたところに、コンコン♪とノックの音が。
「すみませーん!この次、ボーカル科の体験レッスンが急に入っちゃって・・・。他のスタジオ工事中で使えないので
ここ空けてもらってもいいですか?」
いいですよ〜、わかりましたぁ〜♪^^と答えつつ、レッスンは続く。
「あぁ〜、でももうあんまり時間ないですね〜^^; じゃあとりあえずアドリブの練習はしておきましょうか♪」
えっ・・・・・・・・(;・∀・)
「ほら、こればっかりはやらないとまたダメになりそうでしょ?じゃあ、『DOXY』でテーマ1回吹いて、
後は1コーラスづつアドリブバトル!まずはお先にどうぞ♪」
そういうとすかさずCDをラジカセにセットし、スイッチオン。Jamey氏のいつもの曲が始まった・・・・(T-T)。

結局あまりにも(っていうかいつものように(笑))無駄話で時間をとってしまったので
(ちなみに、無駄話で時間を潰しても、大抵は次のコマが空いてるのでちゃんとその分レッスンして頂いてます)
1回バトルっただけで今回は終わり。(エンディングのところで催促のノックが再び来た^^;)
でも、前回や前々回よりももう慣れてきたせいか、あまり緊張せずにできた気がした♪
まぁ相変わらず先生のようなフレーズなんて吹けっこないので明らかにバトルは敗退なのだけど・・・。
「でも、だーいぶ慣れてきたでしょ?ちょっとは楽しかったんじゃない?( ̄ー ̄)ニヤリ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい(〃 ̄ー ̄〃) 。

ちょっとだけ成長したかな?
もっといろんな曲演奏して覚えて、フレーズの引き出しを一杯にしないとね、と改めて思いました。
ガンバロ♪ヽ(´ー`)ノ

■2005年10月6日■

楽器を習う、という事でいつもぶつかる壁があります。

練習時間。

私はハマりやすい性格でありながら、多方面に興味を持ってしまう性格でもあるので
1日24時間ぢゃ足りないのです(T-T)。
サックスの練習もしたいけど、HPだってアップしたいし、本だって読みたいし、メールも書かなくちゃ・・・。
(ま、仕事は一番後回しなんすけど・・・)
サックス持って生まれてきたような人ならともかく(ウチの師匠はちょっとそんなカンジ( ̄m ̄*))、
一般ピーポーが技術の習得のためにはやはりそれ相応の練習量がないとアカンのです。
「習うより慣れろ」という言葉の通り、日々是努力。焦らず、たゆまず、怠らず。
受験勉強のように小さなことからコツコツと積み重ねていかなくちゃあかんのです・・・。

が。
それができないツラさといったら・・・・。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
私も好き好んで練習しないで行きたいわけじゃないのよぉ・・・と、心の中で叫びつつ
渋々スクールへ向かった。

「そうそう、今度、ここ、移転するんですよ!」
先生からのいきなりの報告。うっそー!
「まだ場所探しはこれからみたいなんですけど、とりあえず4階の受付部分を閉鎖して、
この3階の部分だけにするそうです。実際の移転は来年かなぁ??」
で、できればもう少し駅から近い場所に・・・・(T-T)。今も十分近いのだけど、間にでっかい陸橋があって
その階段がツライのです、この老体には・・・・・。

「そうそう、先生!ペンタトニックスケールの事HPに書いてる時に、
クロマチック・スケールってのが出てきたんですけど(わっきぃ様、深謝m(_ _)m)

これって、いつもやってるあの半音づつずらしていくやつだったんですね〜♪あはははっ」
性懲りもなく言い放つ生徒Aに、愕然とする先生。
「・・・・・・・(○_○;)。ま、前に教えましたよね・・・・・・・・?」
「そ、そうでしたっけ?(;´∀`) いやー、私、英語の名前って覚えられないんですよね〜。
だから世界史じゃなくて日本史だったし、外国モノの小説もなかなかねえ・・・」と
違う方向に話題を持っていって事無きを得た生徒Aだったσ(^_^;)。アブナイ、アブナイ・・・。
ちなみに、ご存知の通り、クロマチック・スケールとは「半音階」の意味で、
半音づつずらした(ド・ド♯・レ・レ♯・ミ・ファ・ファ♯・ソ・ソ♯・ラ・シ♭・シ)12音のスケールの事。
こんなん、サックス始めた時からやってるわ・・・・・・・・・orz。いやん。

その他、変則スケールや指慣らし(特訓?)フレーズをいくつか教えてもらい、
いざ『DOXY』へ。
「もう覚えましたよね〜、テーマは♪ヽ(´ー`)ノ じゃ、今日はテーマ無しで、最初っからアドリブで〜♪」
Σ(゚Д゚;エーッ!
「はい、考える余地与えない!スタート!」先生は私の動揺をきっぱり無視してJamey氏のCDをスタート。
ひょえぇ〜っ・・・・!!
とにもかくにも、あの5分15秒もある曲をひとりで全部アドリブでやるっちゅうのは・・・ (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

ただ、アワアワしながらも演奏中に気づいた事が。
いやでもずーっと繰り返していると、段々脳内が落ち着いてきて、自分の演奏を客観的に聴けるようになったのと
そうすると(ちょっとチャレンジしてみっかな??( ̄ー ̄)ニヤリ)という気持ちが自然とわいてきて、
怖くて使えなかったフレーズとか音階とかを使ってみたりできるように。
先生と交互に演奏する「バトル」も楽しいけど、ひとりだけで悶々と(爆)吹きながら自分のダメダメちゃんなところを
検討し、新しいカッコイイフレーズを考えながら吹く、そういうのも必要だな、と思いました。
なんちゃらスケールとか、理論も勿論必要だけど、頭デッカチになるよりもまずは実践!
ウンチクできてても、吹けてないんじゃ一番カッコ悪いやん!ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!

とりあえず、カッコイイ演奏はできなくても、カッコ悪い演奏だけはしたくないので、頑張ります!
(と、今回も一応宣言だけはしてみる)。

■2005年9月29日■

一週間、間が空きました。
実は前回スクールに向かっている途中に先生から携帯にメールが入り、「到着が遅れそうだし、スクールの鍵は
僕が持っているので先にいっても入れないと思うからどこか喫茶店でお茶して待っていてください」との連絡が。
そうですか、ほなお茶して待ってますわぁ〜、といつものお気に入りの高架下カフェに行くと・・・Σ( ̄□ ̄;)
なんと、店が丸ごと消えている!!他の店になってる、とかではなく、建物自体が無い!!!!
あんなに流行ってたのに・・・・・・・・・。な、なじぇ????(つд∩) ウエーン
仕方が無く近所のチェーン店の珈琲ショップに。マズイしウルサイ店だけど仕方が無い。
そこで暫らくお茶していると、今度は先生から電話が!
「す、すみません・・・。実は貧血で倒れてて・・・・。今日後の予定も詰まっちゃってるんですけど・・・。」
そう、この日は珍しく先生が夜に別仕事の予定が入っているというのでレッスン時間を超早くしたのだ。
(だからスクールへも一番乗りだったので鍵が必要だった)
「ひ、貧血?!だ、だ、大丈夫です???Σ( ̄□ ̄;) 」
「い、いやぁ、寝不足もあるんですけどね^^; すみません、O先生が既にスクールに行ってくれてるみたいなんで
もうスタジオには入れるので、もしよかったら練習していってくれて構いませんし・・・」
「でも先生こられないんですよね?そしたらいいですよ、無理しないで来週に!でも来週で今月は終わりなので
まとめて2コマやっていただくことになりますけど・・・。とりあえず元気になったら連絡ください!!」
「す、すみません。。。。じゃぁ来週ということで・・・・・。」
うちの師匠、以前も貧血で死んでたってことがあるのでちょっと心配(´ヘ`;)。大丈夫でしょうか・・・。

・・・・・というのが先週あったので、今回は2コマ連続。
先生もどうにか復活したようで♪^^
この日は私が5時20分からのレッスンを間違えて5時からだと思って行ってしまった上に
「前回ドタキャンでご迷惑おかけしたのでサービスしときます♪」と、
20分早めスタートの上に次のレッスンが始まるまで3時間近くレッスンして頂きました。
お陰で帰りは腰が痛かったけど・・・・(;`∀´) イタタッ

「ええっと、『DOXY』ですよね♪」
あ、まだ続くのね、やっぱし^^;
今日はレッスンに行く前に余裕があったので、家でもちょっと練習してきた。
「自信がない吹き方」って言われたのを克服するべく、自分と闘いつつ(爆)、この日はなにがなんでも
頑張って音を張っていこうと決めていた。
音だしから基礎練習を終え、コードを理解するのに良い音だし練習を学ぶ。
Cメジャーから一定のルールで決められたメロで上がったり下がったりしながら1音階ずつ上げていく。
頭ではわかっていても実際にやってみるとこれが難しい!

素直に「はい、次はB♭!」とかって言われて吹くのはもう慣れれてるけど
そのコードを分解してメロをつけて吹いていくのは本当にコードの構成音が理解できてないと
急に言われてもできませんな。うぬぅ・・。

「じゃ、とりあえずサラーっと吹いてみましょうか♪(* ^ー゚) 」
うう、相変わらず笑顔で厳しいことをおっしゃるのね・・・・・・(汗)。
実はこの『DOXY』の伴奏CD、私が持ってるJameyさんのは結構テンポが速いのだけど
先生が持ってるもう1枚のはかなりスローテンポなので意外と吹きやすかったりする。
「まぁテーマの部分は大丈夫ですね。後は暗譜して楽譜なしでもさらーっと更けるカンジになれれば♪」
あ、暗譜ね・・・暗譜暗譜アンプ・・・・・・・ (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

「で。テーマはもういいので、アドリブですね、やはり♪」
キタ━━━━ヽ(゚Д゚,,o)ノ━━━━!!!!
思わず眉間に皺を寄せてしまう私。苦手意識がまだぬぐえないのよね・・・。
「じゃあ、前回やった<G BLUES SCALE>で、まずは上のソだけでやりましょう♪
ソだけをひたすら吹いて、フレーズは3連でもスタッカートでも16分でも8分でも、
今までの音楽人生で得たリズムというリズムを駆使しまくってソだけで音楽を作っちゃいましょう!」
音楽人生て・・・・と、焦ってる間に間髪いれずに伴奏が始まってしまった。
「はい、じゃあ次は2コーラスづつ僕と交替ね。はいっ!」
また有無を言わせず始まった・・・・・。先生ちょっとSはいってます(T-T)。

「そろそろソだけじゃ飽きてきたでしょ?じゃあ次はシ♭も入れて。でも、あくまでもメインはソで
シ♭は飾るかんじで使って、あまり多用しないように。ソが主役だからね。はい、ワン、ツー!」
また先生と2コーラスづつ交替で掛け合いに。
「あ・・・・。僕が終わって次入る時、待たないでね。僕の最後のフレーズのところで
たたみかけるように、重なっていいので。『どきな、どきなーっ!私が吹くのよぉ!!』っていう
気持ちで入って来てくれて構いませんので(笑)。」
あぁ、そうでした・・・。先生と交替するときに、ついつい1フレーズ待ってしまっておりました。
そういえば前にやった時はちゃんと後ろをたたみかけて入ってたのに。
「じゃあついでに、ファとドも足していって・・・・。」
そうやって気がついたら全部の音を使って吹く、という事態に。←「災害」のように書く私って一体・・・。

「まぁここまで音増えると実際パニくってしまうのは仕方がないですね。」
「あんまり伴奏聴けてないんですよ。正直音だすので精一杯で、フレーズの合間合間のドラムでブレイクが
入るところとかで( ゚д゚)ハッ!ときづいて慌てて自分もブレイクいれようかと思っても遅かりし・・・みたいな。
あと、テーマのメロディーすっかり忘れて音出すことだけに精一杯になっちゃってるんです(T-T)」
「あぁ、テーマは別にまだ気にしないでも。アドリブって殆ど個人の趣味、みたいなところがあるので
例えば玉子焼き作るにしても塩味にする人もいれば砂糖味にする人もいるわけで。これが正解ってのは
特にありませんし♪^^ ただ、いかにもモダンジャズっていうか、フレーズを意識しないでダラーっとこんな
カンジに吹いてしまうのは、意識してやるならカッコイイのですが、無意識にやってるとしたらちょっとダメ。」
と、先生はモダンジャズっぽい(ジョシュア・レッドマンっぽい?)連続した音での演奏をしてくれた。
「そうじゃなくて、4小節づつで一区切りとか、8小節づつで一区切りとか、そういうカウントをしながら
演奏できるようになると、途中で迷子にならなくて済みます
し、演奏にもメリハリがつきます
伴奏を聴ける余裕がでてくれば一番いいけど、自分でも演奏しながら4小節で1区切り、って考えながら
音作りができるとだいぶ違いますね。例えばそれがずーっとブレイクでも全音符でもアリだし♪」

そういわれてやってみると、確かに4小節づつちょっとでも考えながらアドリブっぽく吹いていくと
なぜか自然とバックの演奏にも注意がいって合わせられるようになった♪
さらに、4〜8小節で一区切り、としてやっていくと、それなりにメリハリ(文章で言うところの起承転結)が
ないとノベーーっとした曲調になってしまうので、格好の良し悪しはさておき、
導入部分やら盛り上がる部分やらビックリさせる部分やら、というのを多少なりとも考えて
吹きたくなってくる。(出来てるかどうかはまた別の話!!(T-T))

で、何度も出てきた<G BLUES SCALE>の話。
いや、この際Gだろうがなんだろうがどうでもよく、「ブルース・スケール」ってぶっちゃけどういうの??
マイナー・ペンタトニック・スケールにさらに5番目の音をフラットさせて付け加えたもの」
。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン  わかるかーっ!!そんなのでーっ!!!!

こうなったらトコトン調べたる!!←無知が一番嫌な人

■そもそもペンタトニックスケールってなんぞや?■

で、まず「ペンタトニック(Pentatonic)」 ってのがどういう意味か気になるわけで。
これは日本語に訳すと「5音の」という形容詞になり、「pentatonic scale」でちゃんと「5音音階」とでる。
スペースアルク 「英次郎on the web」より
5音音階・・・要は、本来ドからドまで7音あるはずの1オクターブの音階が5音。
つ・ま・り、2音抜かされてるってことでございます!!( ̄ー ̄)ニヤリ よっしゃ、ここまではOK♪

このペンタ君にはやっぱりメジャーマイナーがあるようでございます。
メジャーの場合には「長音階(メジャースケール)の4番目と7番目を抜く」がルールになっているので
「ヨナヌキ」とか呼ばれてもいるらしく。
(結構無理矢理やなぁ・・・^^;)
例えば、Cメジャー・ペンタトニックの場合にはファとシを抜くので「ドレミソラ」となる。

で、マイナーになると今度はなぜか「短音階(マイナースケール)の2番目と6番目を抜く」ルール。
なんでやねん?!(この違い、誰かおせーて・・・・)
と気にはなったものの、ここでつまづくわけにはいかぬので先へ。
で、このマイナーペンタ君の場合には、例えばAマイナー・ペンタトニックの場合には
シとファを抜くので「ラドレミソ」となるわけで。うーん、ビミョー・・・・・・・。

とにかくまぁ、こうなったらペンタ君登場の場合には、「メジャーだったら4&7、マイナーだったら2&6
覚えるしかないんすな。いやはや。
あぁ、でも、メジャーだけを「ヨナヌキ」と覚えるより、「ヨナニロ」と、まとめて覚えた方がわかりやすいじゃん♪
はい、私歴史年表覚える時、無理矢理こじつけて覚えてた派でございますが、何か?
あ、「ヨナフロ」の方がいい?「2と6抜き」で「フロ抜き」?「風呂抜き」?
夜な夜な風呂抜きペンタトニック」とか(σ ̄▽ ̄)σ。うひひっ(壊)。

で。
ブルース・スケール(やっときたか・・・)とは、上記のマイナーペンタ君にさらに5番目を♭させた音
(4番目を♯させた音)を加えたものを言うらしい。 う〜ん、厄介な・・・。余計な事を・・・・。
改めて今回『DOXY』で使ったものを見てみると「G BLUES SCALE」とある。
つまり、
「Gメジャー・スケール(ソラシドレミファ♯ソ)」が「Gメジャーペンタトニック・スケール」に変身すると
「ヨナヌキ」で「ソラシレミ」となり、
「Gマイナーペンタトニック・スケール」に変身すると
「風呂抜き」で「ソシドレファ♯」にした上に、
短調になるのだから3音目の「シ」も♭させねば、ということで、
結果「ソシ♭ドレファ♯」になりそう。←不安
さらにさらに。
「Gブルース・スケール」にするためには
この「Gマイナー・ペンタトニック・スケール」の「ソシ♭ドレファ♯」 に 元々の5番目の音「レ」を♭させ(この場合はド♯にする)て加えるので、結果、

「ソ シ ド ド♯ レ ファ」

という、いかにもブルージーな音階になるのであった(;-_-) =3。

なーんとなく理解できたけど、これを「じゃあ、この曲はブルーススケールで♪」みたいなノリで
さくっと演奏できちゃう日はいつ来るのであろうか・・・・・・・。

こんな説明を受けながら、気がついたら5時過ぎから2時間以上レッスンして頂いていた。
あっという間だったなぁ、今回は・・・(遠い目)。
もっと勉強して、もっと練習しなくちゃだわ(実感)。


レッスン後、受付に戻ったら先生に頼まれてスクールのルーターの取り付け作業をしてしまい、
気がついたらメールのセッティングなどもしており、
気がついたらスクールのHPの修正までしてて、
次の生徒のレッスンが始まるので「後は任されました〜♪」と大見得を切り、
作業が終わったのでやっと帰れる、とエレベーターを待っていたら、
そこへ降りてきた校長先生に「ねえねえ、教えて欲しいんだけど・・・」と引き戻され、
さらに気がついたら校長先生に「じゃ、来週HPここやらあそこやらも直してね。レッスン後でいいから♪」と
約束させられていた・・・・・・。
うーん、前回のドタキャンを取り返してもらうべくの長時間レッスンだったはずが
またサービスする側になってるぞ、私σ(^_^;)。
なんでやろ・・・・・(謎)。

参考文献:

■2005年9月15日■ 

『DOXY』って結構街で流れてるんすよね・・・・・。
先週レッスンでガッツリ落ち込んでから頭の中で駆け巡ってはいたのだけど、よくよく注意してると
カフェやレストラン、TVのBGMで流れてたり・・・・・・。
ギャーッ!!どこまで追いかけてくるのーっ?!。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン

しっかし、テーマでこんなに躓くとは・・・。
以前最初にやった時はもっとスラスラふけてたはずなんだけど、あの時は替え指してなかったんだよね、そういえば。
無理矢理通常の運指で吹いていて、でも私の場合それで出来るようにしてしまう人なので別に不自然じゃなく・・・。
今回は「やりづらい方でワザとやってみましょう。いろんな替え指できた方がいいですから♪」という先生の
アドヴァイスの元、3連の♪ラシ♭ラ〜♪というところをわざと替え指でやっている。その直前にでてくるシ♭は
替え指じゃない方がスムーズなので同じシ♭でも違う方法で。
これが、初めて触る楽器がサックスの人ならなんでもないことなのだろうけど、ピアノなどキーボード楽器が
染み付いてしまっている者にとっては結構ツライ^^;
まぁピアノでもこの音はこの指、って決まってるわけじゃなく、同じ音でも人差し指で弾くこともあれば小指で
弾くこともあるんだけど、あくまでもそれはメロの流れで前の音がどの指だったか、で自然と決まってきていて
前の指の次の指・・・となるのである。が、サックスはそうではない。
先に「この音だすならこの指かこの指!」と先に運指が決まっていて、メロに合った方を選ぶという方法なのだ。
(ご存知だと思いますが)
・・・・ということは、メロの流れに全く関係ないわけじゃないけど、このフレーズだったらこっちがええやん、というのが
フレーズごとに「定番」みたいなのがあるわけで、その前後にどういうメロがこようが関係ない、というカンジ。
曲全体の流れではなく、フレーズごとに判断しなくちゃいけないってわけで・・・・。職人芸っすな。はい(T-T)。

家での練習でそんな壁にガンガンぶち当たりながら重い足取りでレッスンへ。

ちょうどその日はプライベートや仕事でもちょっとゴタゴタしていて、気分的にテンションが下がっていた。
そんなところへ、前のクラスが押していてかなり待たされることに。どんどんテンションは下がるぅ・・・・・(´ヘ`;)。

「お待たせしました〜^^; 『DOXY』ですよね♪」
J ameyCDや先生の伴奏で何度か吹く。明らかな棒吹きだぁ・・・・・。へたくそっ!!(←自暴自棄)。
「いえいえ、 だいたい良いと思いますよぉ〜。なんか自信なさげに吹いてるのが気になりますが・・・・^^;」
だって自信ないっす・・・・・・。
「じゃぁ、テーマは暗譜するくらい自主練習するとして( ̄ー ̄)ニヤリ、気分転換にアドリブ練習でもやりましょか?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
せ、先生・・・・きょ、今日はあかんねん・・・・(T-T)。
元気な時にでもそれはビビって凹むのに、今日は特にダメーっ。嫌じゃぁ・・・・(つд∩) ウエーン

「で、『DOXY』って確かもう1枚楽譜あったんですよね。」
先生が渡してくれた楽譜はテーマの部分は1箇所だけ音が違う部分はあれどほぼ同じ。
問題はアドリブというかコードの部分が詳しく書かれている。
「一番下に、<G BLUES SCALE>ってありますよね?これでやりましょう♪(* ^ー゚) b」

ちょ、ちょっと待ったぁ〜っ!!

■G BLUES SCALE■
シ♭
ド♯
ファ

「これマスターできれば、ジャズっぽいアドリブ簡単にできるようになりますよ♪」
うん、前にやったような、やらないような・・・・・?
「はい、迷ってる暇無し!とりあえずできなくても間違ってもいいからヤル!!!ワン・ツー・・・・」
お、をいをいっ!!!Σ( ̄□ ̄;)
いきなり伴奏は始まってしまって、グチャグチャの演奏が始まってしまった。
しかもこの曲同じ繰り返しでも5分以上ある長い曲なのよね・・・・・・・・(T-T)
先生が「こんなフレーズ使ってみれば?」と教えてくださるも頭に入らず。
毎回思うが「引き出しの中身の少なさ」を実感。うぐぐ(涙)。

本当はこの日は基礎練習からアドリブのことから、様々なことを教えてもらったのだけど
私のテンションが下がりまくりで脳味噌がキャパ越えしていたようで、正直あまり覚えていない^^;(先生すみません・・・)。
レッスンの後半は「なんで私はアドリブにこんなにビビるのか。どうしたらそれを克服できるのか。」という
哲学的な(笑)問答でレッスンというよりカウンセリングルームのようになっておりました・・・・・。

「結局は慣れですよね。慣れ。慣れるには練習が必要だし、(このフレーズ、かっこいい♪)と思って
自分のものにしようとする感性や努力も必要だし。まぁ僕だって別に最初からこんなに吹けてたわけじゃないし(笑)。
変な音だしちゃったって(あー、これマズかったな〜)と気づいて次で復活できればいいんですよ。
失敗じゃなく『その音ワザとだしたんだぜい!』 と見せるくらいの度胸もね(笑)。もっと自信もって思うままに
吹いてしまえばいいんですよぉ〜。リラックス、リラックス♪」

やっぱり禅寺に修行かな・・・・・・(T-T)

■2005年9月8日■ 

とうとう今月から月4レッスンに復帰。大丈夫か、私?!Σ( ̄□ ̄;)

思いっきり余談ですが、『ジャズログ。』でも散々書きましたが、ロリンズ様がやっとアルバムをリリース♪
911ライブコンサートでございます。テロのあの時、現場からそう遠く離れていないところにいたのですね、彼は。
で、そんなライブだからして、どっしりずっしりな内容かと思いきや・・・・・・・・・・ちゃうやん!
やはりいつもの「ロリンズ節」炸裂♪よくよく考えてみれば、本来のジャズのあるべき姿かな、とも思ったり。
ニューオリンズあたりのお葬式に「聖者の行進」の生演奏が流れるように、この明るさが彼なりの追悼であり、
残された人々に対してのいたわりの気持ちなんだろうな、と勝手に想像して涙がでそうになりました(T-T)
まだゲットされていない方、是非聴いてください!ジャズを愛するモノであれば、911テロは他人事ではないのだから。

・・・・と、お薦めコーナーはこれくらいにして。

レッスンもまずロリンズ様の話から。
先生に貸そうと(半ば強制的(爆))に上記CDを持参してお見せすると、「じゃぁ、聴いてみましょうか♪」と
先生は早速CDをプレイヤーへ。
「うわーっ、健在ですねえ、ロリンズ節は〜(笑)」
「そうなんです♪このジャケ写がちょっと老け込み過ぎてるような気がして軽くショックだったんですけど・・・(;・∀・)」
「いやー、でも、軽〜く吹いてるようで、実は難しい技いくつもこなしてるから、まだまだ大丈夫!(笑)
いやいや、スゴイなぁ〜! 」
先生もちょっと感動なさったようでした( ^▽^)ふふ。なんか、自分が誉めてもらったようで嬉しい♪←チゲーヨ・・・

「じゃぁ、今日はこの勢いで久々にロリンズやりましょうか?」
え”っ?!Σ( ̄□ ̄;)
そ、そういう意味ではなく・・・・・。っていうか、『オレンジ・エクスプレス』、めっちゃ練習してきたんやけど・・・・・。
「『St.Thomas』とか『DOXY』、やりましたよね?このくらいならさーっといけますよ♪^^」
「や、やりましたっけ????(滝汗) あ、楽譜ないからやってないんじゃ・・・・・?ヽ(;´Д`)ノ」
慌ててファイルを探す。いや、まじで(今日は)もってない。(家にある・・・)
「大丈夫!僕が持ってますからっ!(σ ̄▽ ̄)σニヤリ」
そういって先生は自分のファイルをペラペラ探し始めた。し、しまった・・・・・(T-T)

結局『St.Thomas』は余分はコピーがなかった上に、スクールのコピー機もトナー切れ(;-_-) =3ホッ。
仕方なく『DOXY』をやることになった。

ええっと、 この曲ってどういう始まりだっけ???(;・∀・)
最近 ドタバタしていて実はあまり音楽聴いていなかったのでこの有様。
楽譜を見たら明らかに過去にやった曲で、なんどもCDでもロリンズ様の演奏で聴いているのに思いだせない・・・。
「ど、どういう曲でしたっけ?」
「じゃ、とりあえず吹いてみましょうか?( ^▽^) 吹けば思い出せますよっ♪」
ぐはっ、ハマった・・・・・・・・・。
ロリンズ様の上記CDから、いつものJamey Aebersold『Vol.8 Sonny Rollins』の伴奏CDに置き換えると
すぐに2曲目の『DOXY』がぁ・・・・・・・・(T-T)
あ、あぁ、こ、こんな曲だったわね、確か・・・・・・・・。
ひとつひとつ確認する間もなく、いつものように短いカウントでいきなり始まってしまう伴奏にアタフタと着いて行く。

「ほら、ちゃんと吹けましたよね♪」
何回も続けて演奏して、どうにか完了。はふー・・・・・。
「まぁ細かい点はいろいろとあるんですがっ(σ ̄▽ ̄)σキラーン、まずこの替え指ですよね。
シ♭、人差し指で一気に押さえる方でやってますけど、それでも問題ないんですけど、
2段目の♪ラシ♭ラ〜♪って装飾音みたいにやる場合には、明らかにそっちじゃなくてこっちの替え指の方が
やりやすいと思うんですけど・・・・・。
た、確かに・・・・・。でも、最初にフツーに上から♪ドシラー♪ってやる場合には一気に押さえる方が楽なんだが。
「どっちの方が正解なんでしょうか?」
「いやー、正解っていうのは特にないんですけど、どちらでも出来るようになっておいた方がいいですよね。
両方やってみて、最後にはやりやすい方でいいとは思うんですけど、かたっぽしかできないってのは
一番良くない。どんな運指でも演奏できるようにしておくべきでしょう(キッパリ)」
おっしゃる通りでござんす・・。

次に指摘されたのがベント。うー、久々だな、こいつも(T-T)。一時期すっごい得意だったのに、
最近怠けてたからまた不得意になってる・・・・・。
「ひとつの音で、『ウーワ、ウーワ、ウーワ・・・』って口パクパクしながら、気持ち下あごを前にずらすカンジで。」
や、やってるつもりなんすけど・・・・・音がうまく出ないっ(T-T)。
し、しかも、なぜか空気が喉の奥をくすぐるカンジがしてミョーに咳き込む(ゴホゴホッ)。労咳かよ・・・・。
「うーん、それはきっと喉に必要以上に力入りすぎてるかも^^; もっと肩の力は抜いて、下顎の力も抜いて、
ウーワウーワウーワって・・・・。じゃあ、ウーから徐々に顎ずらしていって、音が変わってしまう直前で止めて!」
♪ウーーーーーーーーッ!
「音がいきなり下がっちゃう場所があるでしょ?その手前でまたアンブシュアを強くするとアウッて音が元に戻る。
下がりきらないうちにまた戻す。ゆーーーーっくりでいいので、ウワーーーーーーってジワジワ下げていって・・・」
む、難しい・・・・・。でも、これが簡単にできれば私の「棒吹き」癖も多少は治るような・・・・。

その他、細かい部分を指摘してもらい、先生と一緒に吹いたり、先生の伴奏でひとりで吹いたり、
何度も何度も吹いてはみたものの、最後まで納得いく演奏ができず、自己嫌悪(;´Д⊂)。
「じゃぁ、おうちで、このスケールでカッコヨくアドリブできるように練習してきてくださいね〜♪」
へっ?!Σ( ̄□ ̄;)
「あ、固まってる(爆)。大丈夫、この曲のコード進行、そんなに難しくないですから♪
例えばこんな風に・・・」
先生がJameyの伴奏でスラスラーっとアドリブを吹く。毎度のことながらかっこいい演奏でございますm(_ _)mペコリ
そして私は自分のふがいなさを改めて痛感して帰っていったのでした・・・・・・・・・。

次回はもう来週だからちゃんと練習しなくちゃだな・・・・・(ぼそっ)

■2005年8月18日■  

お盆をはさんで前回のレッスンから二週間後。フツーなら練習できる時間はあったのだけど・・・・×。
どーもね・・・・夏ってさ・・・・。
熱ジャズの曲なんだからもう少し盛り上がってもいいとは思うのだけど、かえって暑苦しい?!(笑)

「あのですね、実は今日は歯が痛くて・・・・・σ(^_^;)」
いきなり先生からショーゲキ発言。
「へっ?!虫歯ですか??」
「ううん、奥歯なんだけど親知らず。最近ちょっと調子に乗って無理しちゃったからかなぁ・・・」
「ええっと・・・・。そこ、痛んでからどれぐらいなんですか?」
「今回痛み出したのは4日前かな^^;」
「『今回』って・・・・・Σ( ̄□ ̄;) 。も、もしかして親知らずが痛んでるキャリアはどれくらい??」
「・・・・・学生時代からだから・・・・・・・(;・∀・)」

・・・・・・・・・・(○_○;)まぢ?

実際サックス吹くのも辛そうだったので、姉が親知らずの抜歯で酷い目に遭った話を熱く語り、
歯医者に直行すべき事態であることをお話させていただいた。
私のリアルな話に先生は目を白黒。いや、まぢでお医者に行った方がいいっすよ・・・・。

で、レッスンは前回渡した『オレンジ・エクスプレス』の楽譜で。
「あ、CD忘れちゃったんです^^; すみません、あれないとレッスンにならないですよね・・・。
僕この伴奏弾けるかな・・・?」
私が前回先生にお貸ししたCDを持ってくるのを忘れてしまったと。
そういえば、私も(あー、CD貸してあったけど、別に急ぎじゃないし・・・)と思って家をでて、
電車のなかで(( ゚д゚)ハッ!でも、レッスンで必要じゃん!)と思ったのだけど後の祭り。
私が家を出る頃にはとっくのとうに先生はスクールに到着しているのでした^^;

「とりあえず・・・Dのスケール、いってみましょうか♪」
♪レーミーファ♯ーソーラーシード♯ーレー♪
さすがに こういうのは楽勝になってきた( ̄▽ ̄*)にまぁ〜♪。お勉強の成果かな♪

そして実際に楽譜の方へ。
「先生、すみません、全然練習できてないんですけど・・・・・(;・∀・)」
「あ、そうですか(´ヘ`;) とりあえず半分だけ吹いてみましょうか。これぐらいはいけるでしょ。
僕の伴奏の方が不安だし(笑) 」
恐る恐る吹いてみる。全然リズムが取れないし、そのせいでモロモロズレてきてボロボロだぁ〜っ。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン

「ええっと、では、とりあえずラの音で、ンパパ・ンパパ・ンパパ・・・って吹いてみましょう!
 8分休符が先にくるのが頭ではわかってても体がついていけてないかも^^; 息は吹きっぱなしでタンギングだけで。」
ンパパ、ンパパ、ンパパ、ンパパ・・・・・。なかなか難しい( ; ゚Д゚)
ゆっくりならできるけど、オリジナルの速さを考えてやってみると、とてもじゃないけど追いついていかない。
「<裏>に上手く入れるといいんですけどねーっ♪無理矢理入ろうとすると、今度はかえって前倒しに
走っちゃうでしょ?それも避けなくちゃいけないんですよぉ。4分休符ほど休んじゃいけないけど、
ずっと継続して続けていく感じで・・・」
親知らずが痛いのにお手本演奏をしてくれる先生。嗚呼、感謝(T-T)。
この「ンパパ」を頭に入れつつ、もう一度楽譜に戻って演奏してみる。うん、なんとなく掴めてきたような♪

「ええっと、あと細かい部分では、失敗が功を奏して成功になったって感じなんですけど(苦笑)、
今この部分で♪シレー♪と行くべきところを間にド♯が入りましたよね?それ、意識してやったとしたらGOODです。
そういうアレンジもありですね〜。ナベサダっぽいし♪ 偶然ぢゃなくて、ワザとやったのであ・れ・ば♪(笑)」
・・・・・・ワザとですよ、ええっ、意識してやりましたとも!!!!・・・・な訳ないやん・・・・(T-T)
「シンコペーションですよねえ、ここの鍵は。メロもシンプルで同じような繰り返しだし、コードも至ってシンプル。
だから余計にどう乗っていくか、どうアレンジしていくか、というのが目立ってしまうんですよね^^;」
「あ、わかります!例えばチャーリー・パーカーの『Confirmation』 も同じように早いテンポですけど、
あれはメロが上げ下げあって複雑なので多少♪飛ばして吹いても『アレンジ?』って思えるかもですけど
こういうシンプルなメロディーだとかえってミスがバレバレってかんじですよね(;-_-) =3」
「うん、そうなんですよぉ。まぁ曲そのものは大体は頭に入ってると思いますし、後は練習して慣れれば
曲そのものはそんなに難しくはないはずですからいけると思いますよ♪(  ̄ー ̄)
多分この後の後半部分が更にナベサダっぽい、かっこいいアレンジになってるはずなので
次回じっくりやりましょう〜♪」

次回9月からは月4回のレッスンに復活。
もっともっと練習しなくちゃだわーヽ(;´Д`)ノ

■2005年8月7日■

8月に入ってさらに暑さは募り(当然ですが)、暑いの苦手な私にとってはレッスンに行くだけで一苦労。
サックス、もっとコンパクトに軽くなんないかなー・・・・・・(ならんて)。

本当は4日(木)にレッスンのはずだったのだけど、その日は朝まで徹夜仕事の上、昼間に講義が入っていて
とても夜まで体力が続かずドタキャン。急遽この日に変更して頂いた。
っていうか、もう暑さでこの日さえも辛かったのだけど^^; 夏なんか嫌いだーっ!!!!!(;´Д⊂)

スクールに着いたときにはもうグッダグダ。
エレベーターを上がってドアが開くと、ちょうど目の前の椅子に先生が座っていた。
「いらっしゃい♪ あぁ、今日は 仕事帰り?髪型もいつもと違いますね〜( ̄▽ ̄)」
あまりの暑さに顔にかかる部分の髪を後ろで縛り、服もなるべく体にくっつかない麻のワンピで行ったため
いつものラフな格好とはちょっと違ったので気を遣って仰ってくださったのでしょう。
が、先生のせっかくの気配り発言も完璧に無視し、手前にある自販機の前にドカンとサックスを置くと
ヘナヘナとその前に座り込んでしまった私σ(^_^;)。

「だ、大丈夫っすか??Σ( ̄□ ̄;) 」
「・・・・・・・・・・・・・・・暑い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ぼそっ)」

正直私の声も殆ど出ていないような状態。必死の思いでカバンから財布を取り出し、自販機で水を購入。
「いつものスタジオでいいんですよね・・・」
「は、はい・・・・・・・・・」
心配そうな先生をよそに、再びドッコイショとサックスを持ち上げ、階下のスタジオに向かう。
「冷房で冷やしてありますから〜♪」と先生は言ったものの、スタジオに着くなりさらに温度を下げる。
クールビズがなんだ!マイナス6度がなんだ!暑くて死にそうなんじゃ、私はーーーーっ!!!(ゼイゼイ)

水をがぶ飲みし、持参の扇子で扇ぎまくってどうにか落ち着いた頃に先生が到着。
「さて、今日は?」
「あ、ええっとですね、前に言ってた熱ジャズの『オレンジ・エクスプレス』の楽譜とCD、持ってきました。
これ今日やりたいって訳じゃないんですけど 、そのうちやってもいいかなというかんじで・・・・・」
「どれどれ??じゃぁ今日はそれやりましょう!(゜▽゜ )」

えっ・・・・・・・。さ、『Sunny』は????ま、いっか・・・・・・・・。←久々登場(爆)

CDをかけながら楽譜を確認。
「ほほぉー、いいんじゃない?いいかも♪」結構気に入っていただけたご様子で一安心(;-_-) =3。
「こっちはバンドスコアなんですけど、角管(先生が企画してるブラス隊)でやったら面白いんじゃないかなぁーって・・・・」
「うんうん、いいね!全部の楽器は揃わないけど(爆)、この部分はみんなで吹いて、この部分はそれぞれで
ソロとってもらって・・・・」
先生の頭の中で着々と計画ができあがってるようである。

「じゃぁ、とりあえずナベサダのソロの部分の方から吹いていきましょうか。もう曲頭に入ってるんでしょ?」
うげっ!初見っすか?楽譜コピって来ただけで、特に練習なんかしてきてないんすけど・・・(汗)。
っていうか、最初のフレーズってどんなんだったっけ??Σ( ̄□ ̄;)

とりあえず吹いてみたものの、ボロボロ・・・・・。
自分で楽譜わざわざ持ってくるくらいなら、ちゃんとある程度まで練習してこいよ!!!
・・・・・などと先生は絶対に仰いませんが、もし私が先生だったらそう言ってしまうよな、きっとσ(^_^;) 
ごめんなさい・・・・・・・・(T-T)

あまりの悲惨な出来に、レッスン後逃げるように帰ったのは言うまでもありません。

■2005年7月21日■ 

すみませんX2m(_ _)mペコリ。

この日のレッスンは仕事が締切前の合間を縫って意識朦朧とした中で行ったので、実はあまりよく覚えてません^^;
夏はダメなんすよ、暑さと湿気で・・・・・・。 過去の奮闘記を読んでいただけるとわかるのですが
明らかに夏期間はグダグダになってます・・・・・・(;´Д`)
スクールに到着するまでで全精力を使い果たす、という感じになってしまって・・・・・・・。すみません・・・・・。
とりあえず、かすかに覚えている内容だけ書いてみます。

とはいえ、 この日のレッスンの前後に熱帯ジャズ楽団平井堅のコンサートの合間、月末には綾戸ネーサンの
ライブも控えてるし、ということで、珍しく個人的には盛り上がっている気分でございました♪

今月からレッスン時間を21時スタ−トに。思えば夕方4時、というのは冬時間の設定でございました(;・∀・)。
冬は夜が寒いから暖かい時間帯に・・・とその時間帯にして、夏になってもそのままに。そりゃ暑いがな。
早速先生にご相談したところ、先生自身の自己練習でどうせ11時くらいまでスタジオにこもっているので
事前に連絡もらえれば夜遅くてもOK、とのこと♪
ということで、お言葉にドップリ甘えさせてもらって、夕飯食べて一息ついた後にでかけてちょうど21時(笑)。
そんな時間じゃガラ空きかなー、と思っていたら、どうやらこの週末にスクールのミニコンサートがあるとかで
スタジオはどこも一杯!しかも私のいつもの部屋まで他の方がいるわ、レッスン中も入ってくるわ^^;
昼間よりも大混乱しておりました・・・・。ちと後悔。ってか、ミニコンサートって?!Σ( ̄□ ̄;)

「ええっと、今日は何やるんだっけ?」
先生も忙しいあまりに先々週のことがぶっ飛んでいるようだ。
「『There will never be another you』をやってたんですけど・・・・・」と、そこからまたコードの話に。

で、そのままその曲をやると思いきや、
「じゃぁ、今日は違う曲にしようか。『Sunny』とかって知ってる?」
へっ?!違う曲??前の、終わってないと思うけど・・・・。ま、いっか・・・・・・・・・。とりあえずテーマは吹けてるし
後は自分の練習だもんね(;´Д⊂)。

で。『Sunny』とな。
最近では綾戸ネーサンのカバーでよく聞いてるけど、懐メロでも昔あったよな。母の時代。
ジャズっていうよりPOPSかと思ってたけど。
シンプルな曲、そして繰り返しの多い曲なので、かえって自分なりのアレンジが使える♪
とりあえず知ってはいる曲なので、初見でカラオケバックに吹いてみる。
ま、こんなもんでしょ・・・・・・(;´∀`)・・・うわぁ・・・
でも、先生が吹くとガラっとイメージが変わるのが本当に不思議。
ジャズというかファンクというか、とても私が吹いたのと同じ曲とは思えない・・・・・・(T-T)。
カッコヨスギッス・・・・・・・・。っていうか、私は本当に楽譜追ってるだけで、感情こもってないもんね、全然。はふん(涙)。

■2005年7月7日■!  

すみません、この日は先生を含む、かつてのグループレッスンの仲間達との久々の飲み会でした^^;
19時50分に下北沢駅改札で待ち合わせをしたので、その前にレッスン受けてから先生と現地に赴こう、ということで
18時30分スタートのコマを受ければ19時半前には終わって余裕で行けるな・・・・という計算でした。

早めに行っては早めに終わらせよう、と思い、18時15分にはスクールに着いていたのですが緊急事態発生!!
レッスンの受講契約の更新手続きをしなくては、ということになり、その相談で思いの他時間をとってしまったのですσ(^_^;)。
実は訳あって(って、多分ずーっと前の奮闘記に書いてるはずですが)ここ暫らく、本来月4回のコースを私だけ特別に
月2回のコースにしてもらっていました。次回もそれで・・・と思っていたところ、「そろそろ元に戻しませんか?^^;
校長からも言われてるんで・・・・^^;」と先生から。アラ、やっぱりもう甘えられない?????(;´Д`)ハハハ・・・・。
そんな内容で、その契約を一年にするか、半年にするか、値段はいくらにするか(結構交渉の余地あるらしい)で
あーでもないこーでもない、と話し込んでいたら、ふと気づけばもうかなりの時間!
「せ、先生!わかった!もうこれでいいからひとまず今日のレッスン!!次が押してるし!!」
「おぉ、そうだった!」

・・・ということで、この日は特に曲を弾くでもなく、前回から続いているコードやスケールなどの理論の話を。
「そうそう、先生!前回のレッスンの後、どうにも混乱しちゃいそうだったので、こんなの作ったんですけど・・・・」
私はふと思い出して、バッグからある表を取り出して先生に渡した。
「もし間違ってる箇所あったら教えて欲しいんですけど・・・・・」
私が先生に渡したのは、ある曲のコードを分解した表。

「前回やった『There Will Never Be Another You』のコードを、3和音(トライアド)に私なりに分解した表なんですが・・・^^;」

「前回やった、第3音の音をメジャーにするかマイナーにするかっていうのは<長三和音(メジャー・トライアド)>
< 短三和音(マイナー・トライアド)>という話で完全5度ばかりですよね。」
「うん、うん。」
「そこまではOKなんですよ、どうにか。で、そこから先が混乱してくるわけで・・・・^^;。あの表を作りながら
(うぬ?コイツは他の奴らとちょっと様子が違うぞ!)というのをピックアップしてみたら、
その1音だけ緑色のものと、3音ともオレンジ色のものの2種類の<異物>が混ざっておりました。」
「ほほぅ〜」
「前にちょっと説明していただいた、オーグメントだのディミニッシュだのがイマイチよく理解できてなくて。
この<異物>のヤツラはその辺りのことなんだろう、と目星はついているのですが。
で、まずはこの3つの音の関係性を理解しようと思いました。」
「はいはい♪^^」先生の顔が( ̄ー ̄)ニヤリとした。(コイツ、本当にわかってるのか?)と思ってるのか・・・・。

 
Root〜3rd
3rd〜5th 
長三和音(メジャー・トライアド)
長3度
短3度
短三和音(マイナー・トライアド)
短3度
長3度
増三和音(オーグメント・トライアド)
長3度
長3度
減三和音(ディミニッシュ・トライアド)
短3度
短3度

このあたりまでは、理論的にはわかる・・・わかってる気がする^^;。
要は、1つ目の音と3つめの音と5つ目の音の幅がどれだけあくか、ってこと。

で、ここに7thやら増やら減やらが入ってくると・・・・・・ (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
案の定、先生にも質問していくほどに頭のなかが大混乱。
あぁ、まずはちゃんと基本を覚えてから質問すべきだったな、やっぱり・・・・・・・

・・・などとあーでもない、こーでもないと話している間に
気がつけばもう19時45分・・・・・・・・・(○_○;)まぢ?

結局大遅刻で駆け込んだ飲み会でしたが、久々にみんなで集まって楽しかった♪
あ〜んど、そこで私からのサプライズ発表(ソニー・ロリンズコンサートへのご招待)もあり、
おおいに盛り上がった会合になりました^^ 
前日ほぼ徹夜状態で参加してくれた先生が途中で「落ちそう・・・」といいながら爆睡してしまった以外はね〜(爆)。

汁べゑ 弐階 ←1階に「壱階」という別店がありますのでご注意を。
   東京都世田谷区北沢2-18-2 パインクレスト北沢ビル2階
        TEL:03-3487-2911

#5〜6名までであれば、半個室のような席を予約すべし!
 美味しい創作料理とイケメン揃いの店員さんが好感度100%!
 当日に2000円(8品?)のコースのオーダーもOKで安くて美味しいお店♪

■2005年6月30日■ 

地獄の忙しさの中、とりあえずレッスンに行ってまいりました。
しかも段々暑くなってきてるし・・・。キツイんすよね、重いサックス担いでレッスンいくの(T-T)。
駅からはすぐの場所なんだけど、そこへ到着するまでに長くて高い陸橋の階段を上り下りせなあかんし、
人ごみの中を顰蹙買いながら進んでいかねばならず・・・・。ううっ。
それでも止められないのが不思議なところなんですが。
ただ、サボりたくはなります、正味な話。でも、行っちゃうんだな、これが。

で、家を出る直前に、ふと嫌な予感・・・・・。
最近ミョーに当たるンだよね、この予感。先生に一応メールうっておこうかなぁ・・・と思いつつ、
一応予感が当たらないことを祈りつつ、スクールへ。
そーっとエレベーターを降りて受付に向かうと・・・・・・・・・・・・いない。
はっ!と思い立ち携帯をチェックすると先生から。
「すみません、腰痛のため家を出るのが遅くなってまして・・・。ちょっとだけ遅れますm(_ _)m」
あ、やはり・・・・・・(○_○;)。また当たってしまった。
メールを読み終わった瞬間、ボーカル科のO先生が「あ、T先生ちょっと遅れるみたいだから♪」と教えてくださる。
先生、大丈夫かしらん?っていうか、私も暑くて悲惨な状態なので落ち着くまで遅れてきて頂いた方が嬉しいデス(爆)。

O先生との歓談も早々に、いつものスタジオへ。
発表会以来キーボードが今までより狭い方のスタジオにしか入ってないのでそっちに。
すごく狭いのだけど、実はこっちの方が落ち着く♪自分の音が拡散しないのでそのまま聞こえてる感じがするし、
ピアノを習っていたYAMA○Aの教室もこんな感じだったのでなんか懐かしい気がするのだ。

先生が来るまでの間、こっそりキーボードに電源を入れて弾いてみることに( ̄▽ ̄*)にまぁ〜♪。
最近ピアノを始める同世代が多いので、なんか自分も弾きたくなっていたのだ。
まずは指慣らし・・・とドレミファソラシドーーと両手で弾いてみると・・・・・・・・ん?なんか気色悪っ!!!Σ( ̄□ ̄;)
ためしに♪ソラシドレミファソー♪と弾いてみる。うん、こっちの方が気持ちいい気がする。
キーがずれておるな・・・・・。
試しに自分のサックスとあわせてみたら、案の定サックスとキーがあっていた。
ふと、キーボードの上の棚の機械を見てみると、「KEY」という窓が「3」となっていた。3度ずれてるのだ。
よかった、とりあえず「ずれてる」ことが耳でわかって(;-_-) =3。
こういうのを「絶対音感」とは言わないらしいのだけど、とりあえず「ピアノ耳」は残ってるようだ。
まぁその「ピアノ耳」がサックス奏者にとっては邪魔なことが多いのだけど。


先生早く来ないかなぁ〜・・・と、こっそり撮影してみたり(笑)

ずれてる音の調整方法がわからずに気持ち悪いままでキーボードで遊んでいると(サックス音出ししろよ!)
やがて先生がやってきた。先生に確認するとやはり3度ずれている、とのことで、キーボードの上にあった
マシンのボタンをポコポコおしているようだった。見ると、1回押すごとに一度変化していく。同じ鍵盤を叩いても
そのボタンを押すたびに音が変わっていくのだ♪おもしろーい♪(@^∇^@)

で、音出しをして前回やったあの曲『There Will Never Be Another You』をいざ演奏・・・となるかと思いきや、
そうは問屋が卸さなかった。
「では、Cメジャーコード、♪ドーミーソーミードー♪って吹いてください。」
???な、何が始まるんだ???
「では次に、Cマイナーコード、♪ドーミ♭ーソーミ♭ードー♪と吹いてください。」
は、はぁ・・・・・・・(・ω・ )ハテ?
「今のメジャーとマイナーの違いは?」「真ん中の音がフラットしたらマイナーになる・・・・」
「そうですね♪じゃあ、次!♪レーファーラーファーレー♪って吹いてみてください。」
むむむ?
「はい、今のはメジャー?マイナー?」
そう来たか!!!!キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! ←単にこれ書きたかっただけ(爆)
コードの仕組みを一向に覚えようとしない私のために先生が裏技を出してきたのだ。
「ええっと・・・・・。多分マイナー・・・・(ぼそっ)」
「じゃあ、試しにファをシャープさせて吹いてみて(σ ̄▽ ̄)σ」
おぉ、さっきより明るい、いかにもメジャーな音でござんす♪
「あっ・・・・・・こっちがメジャー・・・・・・・」
「でしょ?で、もう一度さっきのを吹くと?マイナーってわかるよね」

ここで私は( ゚д゚)ハッ!ときてしまった。 実はこのピンときたのが間違いだったのだけどσ(^_^;)。
「あ、先生、わかったわかったーーー!全音全音半音・・・・ってやつですよね?」勝手に暴走する私。
先生は一瞬困ったような顔をしながらも生徒の暴走はあえて止めず(笑)、そのまま先へ進んだ。
「じゃあ次。Eはどうなるでしょう?」
♪ミーソーシーソーミー♪ ♪ミーソ♯ーシーソ♯ーミー♪ これもさっきと一緒・・・・。

あ、あれぇ????????(゚Д゚≡゚Д゚)?

では、ここで一旦整理しよう! m9っ( ̄ー ̄)(ってか、自分のためなのだが・・・・)

コード名
構成音
ファ
ファ
ファ
ファ

*

m*・・・Bm7♭5

*
ファ

ファ

ファ

わかる人にはわかる表なのだが、フツーはわかりづらいと思います^^;。ピアノやってた人向けかな。
(というか、かなり「たねたんオリジナル」な表でござんすm(_ _)mペコリ)

要は、長三和音(メジャー・トライアド)ってやつです。ちなみに、トライアドは三和音のこと。一番下の音はルート(根音)。
普通の「ドレミファソラシド」をピアノなどの鍵盤楽器で弾いた場合に、そのまま素直に(笑)完全5度(長3度+短3度)
和音にしていった場合、第3音(2個目の音ね♪)がどうなるでしょうーー???ということを視覚的にあらわした表です。
すなわち、上に「M(メジャー)」がきてるコードは黒鍵を弾くことなく完全5度が出来上がってる、素直な和音ちゃん^^。
でも、「m(マイナー)」の方が上にきてるコード(この表の場合は、コード名欄背景色がクリーム色)はいささか
ちょっとアマノジャッキーで、第3音を上げたり下げたりしないとメジャーにならない、要はそのまま白鍵だけ弾くと
ブルーな(まさにマイナーな)気持ちになってしまう、恐るべきやつ。技をちょっと使わないと明るくならないワガママちゃん。
それらを総称して、短三和音(マイナー・トライアド)といいます。みんなっ!ついてきてるっ???
つまり、上の表は、ピアノの 白鍵のドレミファソラシドをルート(根音)にして、そのまま白鍵だけでトライアド(三和音)を
作った場合、メジャー・トライアドになるか、マイナー・トライアドになるか、ということで・・・・。余計に混乱した??(;・∀・)

私が前述の部分で「間違えた」と言っていたのは、この仕組みが長音階(メジャー・スケール)の「全音・全音・半音・
全音・全音・全音・半音」というのとシンクロする、と勝手に思い込んでいたことです。
なので、C→メジャー、D→メジャー、E→マイナー、という風になると思っていたのに、いきなりDでコケてしまい、
更に本来はマイナー主導が2つしかないはずなのに4つもあるやん!Σ( ̄□ ̄;) ということで、
同じ鍵盤を使った作業でも明らかに違う方向性で考えていた、ということに気づきました・・・・(途中でね・・・)。

連日の徹夜仕事で脳味噌がショートしそうな私に、生徒想いの先生の愛のムチは続きます(;-_-) =3。
「鍵盤見るとなにかヒントがあるんじゃない?例えばぁ・・・・・。このドとミは何三度?」先生が鍵盤を押さえながら質問する。
(何サンドって・・・・・カツサンド・・・・・・)などとアホなオヤヂギャグを言う気力もなく(頭には浮かんだけど)、朦朧としながら
必死で答える私。「ええっと・・・・長三度・・・・・。
「そう。じゃあミとソは?」また鍵盤を押さえて質問。「短三度。」デスマス調で話す気力もなくなっている・・・。
「そうだよね♪ ルートから長三度+短三度がメジャーで、短三度+長三度がマイナーなんだから・・・・・」

キタ━━━( ゚∀゚ )━(∀゚ )━(゚  )━(  )━(  ゚)━( ゚∀)━( ゚∀゚ )━━━!!!!  ←すみません、使ってみたかっただけ・・・・

ここでやっとひらめきました♪ 
ミ(E)とシ(B)の左には残念ながら黒鍵がありませんよね?
ということは、EとBをルートにした三和音は必ずそのままではマイナーになってしまうし、それらより1つづつ前のレ(D)と
ラ(A)の音をルートにした場合も、最初が長3度の完全5度にするためには第3音を半音ずらさないといけないのです!!
で、計4つがアマノジャッキーな三和音(そんな名前ありませんが・・)ということに。な、長かった・・・・( ;´・ω・`)人(´・ω・`; )

仕組みそのものは頭ではわかってるはずのことなのだけど、こうしてあえて違う形で質問されると自分の抜けている
部分が浮き彫りになってくる。うぬぅ、まだまだ勉強が足りんです・・・・・・(;´Д⊂)

「じゃあ宿題♪ 次回までにこの『Another You』のコードを分解して、今日やったみたいに♪ドーミーソーミード♪ってな
かんじでスラスラふけるようにしてくること!じゃぁ、今日はお終いでーす♪」

はぁ、やっと終わった・・・・・・・(;-_-) =3
なんかとっても充実したレッスンだったわ・・・・と片付けながらふと気づいたことが・・・・・。

曲、一回も吹かずに終わった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
サックス、重かったのに・・・・ま、いっか、スッキリできたし・・・・・・。←マッサージか風俗にでも行った後のような発言(爆)。
宿題、お勉強してガンバローかな♪

■2005年6月12日■New!  

さらに間が空いてしまいました^^;
発表会ライブは結局不参加。物理的に用事が入ってしまってダメだったのもあるのですが、
今回は不参加で結局良かったかな、と思ってます。
最初にかなりやる気マンマン過ぎたので、うまく練習できない自分にすごくイラだってたと思うし・・・・。
意外と完ぺき主義なんですよね、そういうとこσ(^_^;)。グータラなくせに。A型ってこれだからいやん。

で、発表会からだいぶ空いた日曜日に、久しぶりにレッスンへ。
北海道旅行から戻ってきてすぐ、しかも久々に調整にだしたセルマー君の退院明け、ということでちょっぴりワクワク気分♪
発表会にでられなかったお詫びも込めて袖の下のごとく(爆)先生にお土産を渡しつつ、
さて今日は何を・・・と思っていたら、
「この曲ってやったことありましたっけ?」とある楽譜を渡された。
その日はちょうど、時々スクールで開催している「ジャズ喫茶イベント」の日でした。
受付前でギター科の先生とうちの師匠2名でお客様のために生演奏してくれる、というやつ。
そこに来た人はコーヒーでも飲みながらタダで演奏が聴けるという・・・・。
ただ、その現場に出くわす度にギター科の先生に「○○さん、さぁ一緒にやろう!」と強い目線で声をかけられるので
逃げまくってる私には非常にきまづいイベントだったりするのですが・・・・。
そのイベントがその日もちょうど行われていて、その時先生が渡された楽譜を私にも渡したのでした^^;

『There Will Never be Another You』

(あ、 もしかしたらこの曲って・・・♪)
そう、この曲は私の大好きな曲だった。ちゃんとしたタイトルは実は覚えてなかったのだけど(オホホ)、
「♪アナーザー、ユー」という最後のフレーズだけはちゃんと覚えていた。
でも、最初の方はどんなだったっけ?Σ( ̄□ ̄;)  慌てて譜面を読み始めようとすると、先生から一言。
「あ、その楽譜、ピアノ譜ですから・・・(;´Д`) ここでの演奏はやっぱりE♭に直してやりましょうねっ♪」

 

・・・・・・・・・・・・・・・最近多いっすね、読み替え・・・・・・・・・・・(;・∀・)

 

 

しかもこれがまた、読み替えしにくい譜面なのだ^^;。
「 ええっとーー、♭3つでE♭7thで始まってるからぁ・・・・」 もうグシャグシャである。
結局はシ♭と書いてある最初の音をソにしていくだけなのだが、途中にラのナチュラルなんかがあったりして、
そんなのを演奏途中にいきなり発見すると(あ、あれ?この場合、こっちはシャープ?フラット?ファ?シ?)と
大パニック状態・・・。おまけに、テンポがなんだか知ってるのとちょっと違うような気もしてきて余計に混乱(○_○;)。

ボロボロになりながらもなんとなく一通り最後まで吹いてやっとレッスンが終わりました(T-T)。
こりゃ久々にCD聞き込むかどうかして、まずメロを体に叩き込まないとだな・・・・・・・・・。

■2005年5月26日■        

だいぶ間が空いてしまいました^^;
この間何度かレッスンには行っておりました。Blog『ジャズログ。』にも書いたように「チーム角管」なんてホーンセクションの練習もあったりして。発表会ライブに向けて着々と進んでいたはず・・・・・・・・・・・・・・。

なのですが。

 

前回の奮闘記からその「気配」は発しておりましたが、どうういわけか発表会が近づくにつれ、私のやる気が萎えまくり、
とうとう直前に「サックスなんか辞めてやるーーーーーっ!。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン 」というような非常事態にまで陥り、
当然ここも更新する意欲はどうしてもでてこなかったのでございます。

 

まぁ、そもそもこのページも、私がサックスを始めようと思った時に、プロレベルやブラバン経験者の方のサイトばかりで、
私のよにドシロート(しかもオバハン)のチャレンジを記したサイトが今のようになく(当時はBlogなんて便利なものもなかったから
HP作れる人でないとできんかったし・・・。HPとサックス両立してる人がそうそういなかったざんすよ!)、
仕方なく自分でこさえた、というか、私のように大人になってからサックス始めたい! と思われる方はこの先も減らないと思うし、
そういう方々のために、甚だ僭越ではありますが、少しでもお役にたてれば、と思って立ち上げた次第でございます。
が、昨今のようにBlog等々でいろんな情報が乱れ飛ぶようになった今、このページもその役割を終えつつあるかな、と
多少なりとも思っています。
私自身、自分のぶつかっている壁は重々承知で、それを克服できる余裕がないのにダメダメぶりをここに
ただ ダラダラと露呈し続けていても皆様の役には立ちそうもないかなぁ・・・と申し訳ない気持ちで一杯なのです。
他の皆さんのBlogをみると、みな前向きに必死で頑張っている姿が文章からにじんでいます。なのに、ここといったら、
愚痴やオバカな内容ばかりで、まったくもって使いようがありません(T-T)
実際、今のレッスンは吹き方云々というより、理論の説明に絡んだ内容が多く、私の過去のビミョーな音楽経験
(3歳からのピアノ、中学一年のクラシックギター、高校3年間のヘビメタバンドのキーボード等)で培った
グシャグシャな知識とのすり合わせをしているかんじでして(先生には苦労おかけしてます・・・とほほ(T-T))、
それを文章化するというのは、かなり難しい作業でして・・・・。
全ての人にわかりやすく、というのは、私の文章力ではかなりキツイ作業だと感じていたり。
誰が読んでも「ぎゃははははははは _(#_ _)ノ彡☆ばんばん!」と楽しんでもらえる文章が書きたい私としては
今のレッスン内容でそれを表現させるのが苦しくなってきているのです。
(実際、ここ最近の日誌はかなり実際のレッスンより内容を割愛しております)

 

・・・ということで、今後こちらの更新頻度はかなーり遅くなる(もしくはほぼ停滞する(爆))可能性があります。
レッスンでのおおざっぱな様子は『ジャズログ。』の方でその都度書く予定ですので、
是非 そちらを楽しみにしていてくださいませ♪(あっちの更新はできるだけDAILYを目指しております。出来るだけね)
このまま終わったりしたらごめんなさいm(_ _)mペコリ

 

皆様の「読んでるよ〜」「更新は?」という励ましのお陰でどうにか今まで更新し続けることができました。
先日もここの読者の方にあるBlogで偶然であったり、と、嬉しいサプライズも経験したり♪
本当にこんな拙い日誌を今までご愛読いただき、誠にありがとうございますm(_ _)mペコリ
皆さんのサックス生活が引き続き楽しく愉快なものでありますように!私もなるべく頑張ります!(爆)

 

で、ここからは久々ののレッスン日誌ヽ(;´Д`)ノ

21日に発表会ライブを終え、いつもの落ち着きを取り戻したスクールに、私はいました。
16時から2コマ。もう今月はいけなさそうなので2回分を一回でやってしまいます。
一昨日先生に連絡したところ「大丈夫ですよ〜^^」とのお返事だったので、15分も前に到着。
ボーカル科のO先生と、いつもの占いや 美容話で盛り上がっているとあっという間に16時10分過ぎ。
嫌な予感・・・・・・。
「O先生、私今日携帯家に忘れてきちゃったんですけど、うちの師匠に連絡していただけませんか?^^;」
「あれ?たねちゃん、今日何時から?」
「4時から2コマって言ってあるんですが・・・・。先生からはOKもらってるんですけど・・・・。」
「うっそ!ヤバイね、このかんじ!待ってて、とりあえずメールしてみるね!」
その後2回目のO先生からのメールで私が携帯を持っていないことをいれてもらうと、程なくしてスクールの
電話が鳴った。もしや・・・・・・・・・。
「はい、○○○ミュージックスクールですが・・・。あーはっはっはっ、今変わるね!(爆)」
O先生が私に電話を引き継いだ。
「あ、もしもし、お電話替わりました・・・」
「あ、○○さん(私のこと)??僕ですけど・・」
「・・・・先生・・・・・まさか・・・・・・・(絶句)」
「はい、その『まさか』です・・・・・・σ(^_^;) いやー、昨日徹夜仕事が入った後に別件で夜通し作業してて、
朝寝ないでそのまま起きてよう、って思ってたんだけど、ついつい・・・・・ 」
ちなみにスクールは渋谷。先生の家は神奈川県。
「今日やらないともう今月は次がないので・・・・待ってます・・・・・・・・(T-T)」
「ごめーん!!急いでいくからっ!申し訳ない!!!!」

ま、過去にも何度かこれ経験してますから・・・・。それ以来、サックスの楽譜以外に仕事や時間つぶし用の本を
持っていくようにしているワタクシ。
その日は買ったばかりで先生に自慢しようとしていたPCちゃんがあったので、楽しく待てましたけどね。

で、しばらく後にすまなそうに入ってくる先生を多少下に見下ろしつつ(笑)、レッスン開始♪
まずは新しいPCを思いっきり自慢しまくり、猫本で盛り上がった後に、音だし(ここまでが長いんだ・・)。
私自身が久々の音だしで少々緊張。音がうまくでない。日々是練習、の必要性をひしひしと感じる。

「じゃあ今日は4度音程いきましょう。3度音程は慣れてるでしょ?4度って結構やらないと思うので、微妙な音の変化を
しっかりよく聞いてやってみてください。」
すなわち、ド-ファ−ド、レ-ソ-レ、ミ-ラ-ミ・・・・と吹くのである。3度音程は指慣らしに2オクターブの往復をサラーっと
いつも最初にやってるので指が覚えているくらい。でも4度は初めてやったのでかなりギコチなかった^^;
「たまにはこういうのもやるといいですよ。4度って結構微妙な位置なので、運指だけじゃなく、この音の感覚を
耳と脳でちゃんと把握しておくと、意外に使えますから♪3度くらいだと想像しやすいんですけど、4度差って
結構不安になりやすい差なので、そこをしっかり把握してアドリブとかで使えると技あり!ってカンジですね」
そっかー。確かにこの音の差ってとっさの時にあまり考えないかも。偶然吹いちゃうことはよくあるけど(爆)。
ドミソ、レファラ・・・っていうのは頭のなかにピアノ時代から入ってるけど、ドファシみたいなのはないもんね。

その他いろいろ私の知識不足をガッツンガッツン突っ込まれる質問が相次ぎ、冷や汗タラタラな時間を過ごした後、
「では、そろそろ曲やりましょうか?」となった(;-_-) =3ホッ。
特に今やりたい曲もなかったのと、最近サックスから少し離れていたのもあって、過去にやった曲をやることに。
先生の提案で『On the Sunny Side of the Street』をやることにした。
うーむ、この曲、明るくて大好きなんだけど、ゆっくりめのテンポで、逆にヘタさがばれてしまうのだったわ・・・・。
あ〜んど、楽譜の通りに吹いてばかりいると、もっとアレンジしたくなる不思議な曲。
でも、「アレンジした」のか、ただ単に「譜面通りにふけてないのか」は違うわけで、その違いをハッキリ
先生にわかるように吹くのがまた至難の業で・・・・。譜面そのものは簡単なのだけど、
ある程度暗譜するくらい覚えてしまうと、その先が結構厳しいおまけがついているのだ。

先生の軽やかなピアノ伴奏とともに、とりあえ吹いてみる。うんうん、まぁえんでないの?(自画自賛)
ちょっとだけホッとしていると、先生からまた質問の嵐。
「この楽譜で2-5の箇所はどことどこ?」「この譜面、『ピアノ譜なんですけど・・』って渡されたらコードは何から始まる?」
などなどなど・・・・・・。
そしてその説明に絡めて「ここのナチュラルは導音(次の音を導く音)だけど、こっちは違う。導音は省略しても
大丈夫な音だから、実際に抜かして吹くと・・・」と見本演奏。ほぉ〜、確かに!c⌒っ*゚ー゚)φ メモメモ...

そして今回私が教わった中で一番感動した(大袈裟)、というか、改めて再確認したのは、
ジャズの譜面だとどうもコード進行にばかり目がいってしまいがちになり、慣れないうちは(あぁ、次はB7!)とか
必死に頭のなかをコードが駆け巡る状況になってしまうわけなのだが、実際はメロが先にあって
そのメロディーの構成によって自動的にコードが決まってきているわけで、さらにそのコードが表示される位置は
たまたま「楽譜作成ソフト」の関係で各小節の最初に書かれているだけで、
実際のメロのコード進行とは多少ずれている、ということ。
楽譜の上のコードに気持ちを持っていかれることなく(そもそもサックスは伴奏楽器じゃないんだし!)、
メロディーをまずはじっくり観察していく。そうすれば実際には次のコードは前の小節の4拍目から始まったりしてる
事が少なくないことに気づくのだ。で、その「本当のコードの切れ目」が理解できれば、自然とブレスの位置や
メロの流れがわかって吹きやすくなる♪
なんで今まで気づかなかったんやろぉ〜っ(T-T) ちょっと感動でっす。
譜面を分解してコードを探り、結果メロ全体の流れを知る。奥が深いですな、音楽とは・・・・(遠い目)


などと、かなりマジメなレッスンをしたのだけど、合間に猫の肉球話で盛り上がったのはヒ・ミ・ツ♪(≡゚∀゚≡)ニャー

■2005年3月17日■

継続は力なり。受験生時代に嫌というほど耳にした言葉でございます。
飽き性クイーンの私にとってはそれはとても無理な言葉。どんなに好きなものでも(人に対してはしつこいんだが)
好き好きパワーを継続させるのって本当に大変なことなのでございます。

で、せっかく先月はやる気満々モードだったサックス君への愛が、花粉の訪れと共にショボボーンと減少中(;´Д⊂)。
いや、やる気無いわけじゃないんだけどさ。 コロコロ変わる天気で体調崩れたりするのよね。おほほ。
しっかし、こう読み返すと、本当にムラっ気ありますな、私ってば・・・・σ(^_^;)

そしてレッスン当日。おりからの天候不良に体調も不良に。ギリギリまで悩んだ結果、死にそうになりながらも行くことに。
体調多少悪くても、レッスン行くと不思議と帰りには元気になってることがよくあったので今回もそれを期待して♪
なんだかサックス吹きたいから、というより、体調直したい、というのがメインという「湯治気分」な今日の私。まいっか♪

「さて、今日はどうしましょうか?」先生が聞いてきた。
「いやー、実はですね・・・・。こういうものを持ってきたんですが・・・」
やる気レスの私だが、実はちゃんと用意してるものがあった。

アルト・サックス・パフォーマンスVol.1』という楽譜をこっそり手に入れていた。

なぜこの楽譜かというと・・・。前回とりあげた『Over The Rainbow』の楽譜がアドリブ付で♪載っていたから。しかもCDカラオケまでついてるのである^^。本当はこっそり闇練してある程度吹けるようになってから・・・と思っていたのだが、Amazonで取り寄せて実際の譜面を見てみたら、どーもイメージが沸かないのである。私の理解力が足りない、といったらそれまでなのだけど、子供の頃から知っている曲で、しかもこんなにご丁寧なアドリブ譜までありながら、カラオケCDを聴きながら譜面を見えもちーっともイメージが沸いてこないのは我ながら不思議であった。多少は(コレよ、これっ!!)とイメージが沸き、すぐにでもサックスを吹いてみたくなる自分を期待して取り寄せたのだが、どーもねえ・・・・・(´ヘ`;)
その謎を先生に解き明かしてもらいたくなり、とりあえず先生にこの楽譜を見せるべく持参したのであった。

「な、なに?これ・・・・Σ( ̄□ ̄;) 」
「あのですね、『Over The Rainbow』なんですけど・・・。この前の悔しさからもうちょっと上を行ってやろうとネットでサックス用の楽譜探しまして。」
「フムフム」
「でもなかなか無くて・・・。最後にやっとこれ見つけて即刻ゲットしたんですが・・・・。カラオケCDついてるんですけど、それ聴いても譜面からのイメージがどうも沸かないんですよ・・・・。先生にちょっと診ていただきたくて。いや、別に今日これ絶対に吹きたいってわけじゃなく、とりあえずぱーっと見て解説していただければレッスンは別の曲を・・・」
「まぁまぁ、とりあえずそのCD聴きながら見てみましょう♪」先生は私の言い訳をさえぎるようにCDをステレオにセットし、譜面を開いた。

「うーん・・・・・・。なんつーか・・・・・。いや、別に悪くないんだけど^^;。使えそうなフレーズはいくつもあるよ。こことか、こことか。ただ、余計なフレーズも結構多いから、この通り吹こうってなるとちょっとクドいかなぁ・・・・(;・∀・)。こういのがイイって人もいるかもしれないけど、僕はちょっと苦手かも。でも、使えるフレーズも結構あるから、とりあえずやってみましょう!」
ええっ?!Σ( ̄□ ̄;)  そ、そういうつもりじゃあござんせんのですが・・・・・・(怖)
「あぁ、この最初の9連譜はテキトーでいいや。でも、次のはこういう感じでぇ〜・・・」先生が吹くのにあわせて吹いていく。
譜面で書かれて理解できない部分も、先生に見本で吹いて聞かせてもらうと当然スンナリわかるし、「ここはこうじゃなくて、こうもできるでしょ?」と、より効果的かつ簡単(♪)なフレーズに変えてもらうと、前後のつながりもしっくり理解できてイメージが沸きやすくなってくる。ただそのまま譜面を追っかけるのではなく、元のメロディーがあり、それを土台にしてどう崩してアレンジしているのかを想像できれば、自ずとイメージが沸いてくるものらしい。

先生のご指摘通り、実際に演奏してみるとかなり難しいフレーズがたくさんあったのだが、そこはうまく省略して、自分なりに吹きやすい部分だけをアレンジすれば結構いい感じにまとめられそうなのがわかった♪
楽しい気分でいつものパソコン話で盛り上がっていたらトントンと誰かがスタジオのドアをノック。
「どうぞ〜♪」とあけると、生徒のS沢君が困った顔でたっていた。
「すみませんけど、俺、もうバイトいかなくちゃいけないんでまた今度・・・」
えっ?!Σ( ̄□ ̄;)  見れば時計は6時を廻っていた。レッスンは4時スタート・・・・・。S沢くんは私のすぐ後の枠を予約してたらしい。
「うわぁ〜っ!!ごめんごめんっ!てっきり2コマ先かと勘違いしてたよーっ!」
せ、先生・・・・・・・・・・・・・・。そういえば前に私のも飛ばしたよね、そーいえばっ(;・∀・)。よろしくたのんます・・・・・・。

■2005年2月24日■

思えば、なんだかんだとドタバタとした今月でございました^^;
サックスに関して言えば、ジワジワとやる気が「滲み出てきた」感じ。ほんのちょっとづつなんだけどね。

で、そんなジワジワモードのやる気にさらに火をつけてボワっと一気に燃焼あっせるべく、あるイベントに。
本館の日記『ものぐさこらむ&だいありー』 の方に書いたのだが、スクールでうちの師匠とギター科の先生のセッション
パフォーマンスがあった。ギター1本と サックス1本だけのパフォーマンス。要は生徒勧誘のためのイベントだったのだけど
最初それに私も参加せい、といわれていたのだが「やっぱり無理さー」ということでとりあえず見学だけσ(^_^;)。
でも、見学だけでもめっちゃ勉強になったのだった。ギターはメロも伴奏もいけるけど、サックスは基本的にメロがメイン。
そうなると、交代にソロを取る時、ギターソロの部分でのサックスの役割が非常に難しいのだ。
コンボやオーケストラなどではたいていドラムスやベース、ピアノがあるのでサックスはその間後ろに下がって休憩(笑)
してれば良いのだが、たった二人じゃそうはいかない。さすがの先生もこういう二人だけのセッションはなかなか珍しいらしく
少々戸惑っている様子が伺えた。ギター科の先生は結構歯に絹着せぬズバズバいうタイプなので(しかも結構年上)、
演奏が1曲終わるごとにウチの師匠にかなり厳しく注文をつけていたので子供を見守る母のような気持ちで
なんとなく ハラハラしてました(笑)。でも、きっとそれは当然のことなのかも・・・と思っていたら、ふとそのギター科の
先生の鋭い目線がこっちに・・・・・Σ( ̄□ ̄;)
「じゃぁ、次回は●●さん(私)も一緒にやろうね!『Over The Rainbow』でいいでしょ?はい、楽譜!」
マジかいや・・・・・・・・(滝汗)。

そんなこんながありながら、数日後にレッスンの日を迎えた。
毎日必死でやった『Over The Rainbow』、実はギター譜だったというのを知ったのはレッスンに来てからだったなんて
恥ずかしくてとてもいえない・・・・・・・・(〃▽〃)
(なんじゃ、これ?知ってる音階と違うっ!めっちゃ吹きにくいやん!)と焦りながらも必死で慣れていったのに、
「あ、これ・・・・・。ちゃんとサックス用にずらしました?Cメジャーですから楽勝ですよね♪」

 

ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!

 

私の努力は一体・・・・・・・・・・。

そんなショックを受けながらも、今回も理論を交えたレッスンは続く。特に私の弱いコードの部分を集中的に。
♪ドシドレミファソラシドレドシラソファミレドー♪という、ちょっと変わったスケールを、Gメジャーから1音づつずらして
吹いていく。簡単に言えば、♯をひとつづつ増やしていったらスケールがどう変わっていくか、を叩き込む為のもの。
しかも、最初に1音下げるので、ちゃんと1オクターブ以上の音階が理解できてないと一瞬ドキンとするのだ^^;
1オクターブ上までのスケールはよくやっているので楽勝なのだが、それより上や下の音って実はあまり意識していない。
半音ずらす場合にこのスケールではどの音になるのか、といった事が、♯や♭g増えてくるほど混乱してくる。
しかも何度も書いているように、私の場合は子供の頃のピアノレッスン時の中途半端な知識が仇となり、
頭のなかでは(ハニホヘトイ・・・・)とクラシックタイプの音階とピアンの黒鍵と白鍵が飛び交って地獄絵図となっていた。
でもなんとなく、本当になんとなくなんだけど、以前よりちゃんと頭に少しづつでも入っていってるような気がしてる。
気がしてるだけかもしれないのだけど(;-_-) =3。

調子に乗った私は、最近仕入れたJamey Aebersoldの『When I Fall in Love: Romantic Ballads 』 を使って
家でひとりで「初見演奏テスト」なるものに挑戦してニヤニヤ( ̄▽ ̄)していた♪
意外といけたのよ、これが♪
こうやってモチベーションをアップさせるのも、上達のための重要なキーポイントかな、と思いました。

■2005年2月10日■

今日はいつものレッスンとは違う特別な日♪
そう、飲み会付きの日なのだぁ〜〜〜(@^∇^@) わぁーい
この『SAX奮闘記』を最初から読んでくださってる方は既にご存知の通り、私の一番最初のサックスレッスンは
今のような個人レッスンではなく、カルチャースクールのグループレッスンでした。(カルチャースクールといっても、
そこが指定したれっきとしたミュージックスクールではありましたが。)
その時一緒だった仲間と、1年間のレッスン終了後も時々先生を囲んで飲み会をしているのであります。
すでにサックスを続けているのは私だけになってしまったけど、会うたびに当時のことが思い出され、とても楽しいのだ♪
で、今回も久々に近況報告会をしようと私が勝手に思い立ち、年長者のずうずうしさを使いまわしてセッティングしたのだった。
先生もいろいろお忙しい方なので、結局いつも私のレッスンの後に飲み会、という形に。(みんないつもごめんね〜っ)

「あぁ〜、きたぁ〜♪今日、レッスンの後T先生と遊んでくれるんでしょ??(σ ̄ー ̄)σ」
スクールに着くなり、いきなりピアノ科の先生がニヤけた顔つきで近寄ってきた。
「は、はい・・・・ 。」(も、もしかしてふたりきりで行くと思われてる??)
「きゃぁ〜っ♪やっぱりそうなのね〜っ♪いやん、こっそり後つけて見に行っちゃおうかなっ♪」
あ、あのぉ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「あ、な、なんか勘違いされてるようですけど、2ショットぢゃないっすからっ!当時の仲間みんなで!複数でっ!!(必死)」
「え”〜っ!?まじぃ〜っ?!な〜んだ、つまんなーい!」
・・・・・・・・・・すみません・・・・・・・。
「だって、だってさぁ〜。今日T先生、珍しくジャケットなんて着てきたんだよ!ジャケットよ!!見たことないっしょ?
で、『なんかあるの?( ̄▽ ̄)』って聞いたらたねちゃんと行くって言うから〜。もう〜っ!」
もう〜っ!って言いたいのはこっちっすよ・・・・・・。っていうか、じゃ、ジャケットぉ?
「い、いやぁ・・・・。ただの居酒屋なんですけど・・・。高級レストラン予約したとでも思われたでしょうか・・・・・σ(^_^;)」
「あははっ、そうなの??ヤダ〜っ!だってジャケットなんて着てるから〜っ(爆)」
っていうか、そんな話、T先生に会う前に先に言われたら、ジャケット姿見た瞬間に吹いてしまうじゃないですか〜っ!!

そんなやりとりを一通りワイワイとして、ふと時計を見るとレッスン開始時間をとうに過ぎている。
慌てて受付でレッスンスケジュール表をチェックすると、私の前に一人。うーん、その人ってよく遅刻してくるんだよなぁ・・・。
ケツカッチンになってしまうなぁ・・・と思いながら、仕方なく時間つぶしにPCあてのメールを携帯でチェック。
すると、なんとそっちに先生からの緊急メールが!をいっ、そっちは普段外ではチェックしない方のアドレスだってば!(汗)
メールによると、やはり前のレッスンが押しているという。うーん、別に私のレッスンは今日でなくてもいいんだが、
この重いサックス君をどうしてくれよう・・・・(怨)
仕方なく順番待ちの間、今日会う仲間に今晩の確認メールなど送信しつつ時間つぶし。
やがて先生がやってきて「どうしましょう?時間そんなにないんですけど・・・・(;・∀・)」という。
うーん、このままレッスンせずにぼーっと時間潰して待ち合わせ場所に行ってもいいのだが、せっかくサックスあるので、と
短縮版でのレッスンをお願いすることにした。

まずはいつもの音だし。
「はい、今の音、どうだと思います?」ピアノでGの音をだしながら先生が急に質問してきた。え”っ?!Σ( ̄□ ̄;)
「えっと・・・・。微妙にシャープしてると思いますけど・・・・」
「はい、正解♪よくわかりましたっ!もう少し下げた方がいいね」
もうーっ、急に聞くからビビるやん!o(`ω´*)o いつもは先生が「はい、もう少しあげて!」とか「高すぎない?」っていうのに。
今日は私のサックスの調子だけでなく、自分の耳までが試されていた。うひょー。

チューニングが終わったところで、いよいよレッスン♪
「じゃあ、♪ドミソミド〜♪って2回続けて吹いてみて」という指示のもとに、一応吹いてみる。
「はい、じゃあ今のコードは?」
うぐっ、いきなりですかい!
「Cメジャー・・・・(ぼそっ)」
「そうですね♪もっと自信もって!^^ じゃあ、この勢いで次は♪レファラファレ♪を同じように続けて吹いてください」
その後も1音づつ上げて同じように吹かされた。1オクターブ分吹き終えたところで、また質問がきた。
「じゃぁ、最初の♪ドミソミド♪を もう一度吹いて。」♪ドミソミドー♪
「今のはCメジャーってさっき言ったよね?じゃぁ、Cマイナーにするにはどこをどうすればいい?」
「ええっと、真ん中のミを半音さげる・・・・」
「当たり〜っ!じゃあ最初のドミソミドはメジャーで吹いて、次のドミソミドはマイナーで吹いて、また次はメジャーで吹いてみよう!
吹く内容は簡単だけど、ちゃんと頭でコードを考えながら吹いてね!」
ううむ、私の苦手なコードの練習だ!マイナーを吹きながら頭の中ではコード、指は運指を体に叩き込む。
「Cマイナー!」って言われたときに、すぐにこのドミ♭ソがでてこないといけないのだ(;´Д`)。

そして♪レファラファレ♪以降も同じように、先生からコード名と音の違いを聞かれ、答え、演奏する、の繰り返し。
一番自分が勉強したくて独学ではひっかかっていた部分なのですごく助かる♪
本を読んで頭では理解できても、いざ自分の演奏で・・となると、なかなか理解を助ける練習はしずらいのだ。
「では、今度はドミソを分解してみましょう。ドミソは5度の和音ってのはわかるよね?(ウンウン) では、ド〜ミと、
ミ〜ソの組み合わせがあるとしたら、この2つの組み合わせの違いは何?」
ふふふ、これはわかってるぞよ!ピアノを習っていた事でサックスに使える唯一(?)のお得感は、こういう質問の時に
鍵盤がさーっと頭に浮かぶことだ。まぁ目の前に実物があるんだけどさ(爆)。
「ええっと・・・・。2組とも3度音程なんですけど、ミ〜ソの方が半音足りません。」
「そう。ピアノの鍵盤でいうと、黒鍵が1つ足りないんだよね。こういう3度音程を・・・」
「短3度!」
「正解♪で、黒鍵が2つ入ってる3度は?」
「長3度です!」
・・・などという、吹いては質問に答え、また吹いて確認、という繰り返しであっという間のレッスン終了だった。
ただ普通にダラーっとスケールを吹くのではなく、ちゃんと頭で「今なんのコードをどのように吹いているのか」ということを
考えて吹けっちゅうことですな!以後、気をつけますっ! (。・x・)ゝ
ピアノの時の知識も少しは役にたってるな、とちょっと安心の今日のレッスンでした♪

そして私達は渋谷の町での怒涛の飲み会へと移動していったのでした( ̄▽ ̄)。
レッスンの後のせいか、ヨッパらったけど楽しかったぁ〜♪昔の仲間はあった瞬間当時の雰囲気に戻るし、
サックスとは関係ないお互いの身の上話もたっぷりして、先生と生徒というよりはまさに「同窓会」という感じ。
店を出る頃には小雪がちらついていたけど、また暖かくなったら集まってわいわい騒ごうね♪
私が先生のところでサックスやってる限りはまた開催するぞ〜(笑)

■2005年1月27日■

月2回のレッスンでありながら、第一回目がすでに20日なんてなると、残りの1回の日程設定もかなり厳しくなり、
久々に「一週間後♪」という間隔で次のレッスン時間を設定。
あまり間隔空きすぎるのが練習しなくなる原因になる、と自分のダメダメぶりをスケジューリングのせいにしていた私だが、
今回こそは・・・とチャレンジしてみるも、やはり練習する暇もその気もなく(爆)、あっという間に一週間。
ま、レッスンまでドタキャンするよりええやん〜(´ヘ`;)

とりあえず先週の先生大遅刻にめげずに、またまた早めに登校。
受付のオネーサンが「あっ、T先生、まだ来てないですよ・・・・(;・∀・)」と焦りまくるのが笑えたが、
「あぁ、大丈夫♪わかってて早めに来ただけだから♪ちょっとお茶してきまーす!」
フロントに楽器を預け、先週偶然見つけたお気に入りのガード下のカフェでゆっくり読書しながらお茶タイム♪
数日前から喉が痛かったので、暖かいロイヤルミルクティーで喉を温める。これもレッスンのためのアップだってことで(笑)。

時間となったのでスクールに行くと、先生からメールが入ってきた。またちょっと遅れるみたい(;-_-) =3。
でももう駅まで来てるみたいだから・・・と、先にスタジオに入ってアップしていると先生到着。
いつものお気に入り(?)の窓側プチスタジオの電気がなぜか半分しかつかず、過剰にムーディー(爆)な雰囲気なので
隣のさらに狭いスタジオに移動してレッスン開始。
いつものように音だしをしつつ、「あれ?ちょっとリガチャーの位置、上過ぎない?」という指摘からリガチャーの話に。
Click Here! 「先生、そういえばお薦めのリガチャーってありますか?よくうちのHPで質問されるんですけど・・・」
「うーん、お薦めっていったらこれかなあぁ?『ハリソン』っていうブランドなんだけど、実は僕のこれ、もう製造されてなくて・・・」
「えっ?!も、もしかしてレア物ってことっすか?!キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー」
「うん、そうみたい(〃▽〃)」
「じゃぁ、結構いいお値段なんですよね・・・(ちょっとガッカリ)」
「あ、でも、今復刻版ってのがでてるみたいだから、それだったら買いやすいと思うよ。」

いろいろ調べてみると、やはり先生の持っている「オリジナル」は生産中止のため入手困難なもよう。
(探してる間にこんなサイト見つけてしまった♪)
復刻版(いわゆるレプリカ)が2社ぐらいからでているようなので、オリジナルを必死に探す根性のない私のような人は
とりあえずレプリカでお茶を濁すべきでしょう。といってもレプリカとはいえ、二束三文ってわけではないのです。ぐはっ。

「いやー、私もう今年で6年目になりますが、リガチャーって正直あまり気にしたことなかったんですよね〜σ(^_^;)。
マウスピースの違いがちゃんと認識できたのもそんなに昔じゃないしっ(汗)。でも最近はちょっと気になってるんです。」
「来たね来たねぇ〜(笑)。そうなってくるとお金がどんどん出て行っちゃうんだよねぇ・・・・・・・。そういえば、他の生徒で
面白い人がいてさ。若い男の子なんだけど、普通の金属のリガチャーを糸鋸みたいなので半分に切った人がいた。」
「はぁ〜っ?(゚Д゚≡゚Д゚)? な、なにゆえに??」
「ほら、これもそうだけど、セルマーとかメイヤーのマッピについてるリガチャーって二箇所で押さえられてるでしょ?
で、これが別々だったらなにかと便利なんじゃないかと思ったらしく(ププッ)、自分でギーコギーコって切ったんだって(爆)」
「で、その結果は??(ドキドキ)」
「『いやぁ〜、やっぱりこれはつながってた方がいいっすねぇ〜。この2つの部分を繋げているところでさらにリードとマッピを
全体的に押さえてたみたいで、2つに分けると1つづつの微調整はうまくいくんですけど、全体がガタつくようになりました!』
って、結構アッケラカンとしてんだよなぁ〜(笑)。『もう今後は繋がってるやつでいいです』っていってたけど。」
いやぁ、チャレンジャーがいるもんだ・・・・・。リガチャーの今までの歴史を覆そうとしてるんだから・・・・。
そんな単純なこと、もし大事件だったらもっと昔にもっと有名な人が発見してるて!!(爆) でも、その発想、結構好きだ♪

「あ、そうそう、そういえば、2月20日って空いてる?(σ ̄▽ ̄)σ」
男性からそういわれた場合、普通だったら(あら、デートのお誘いかしら?(〃▽〃)キャー♪)と思うに違いない。
がっ!この先生と私の場合、明らかに違うのだ。このスタジオで、そんなことを言う場合、必ずその後に続く言葉によって
私の眉間にゴッソリと深い皺が刻まれるのは明白なのだった・・・・。
「・・・・・・・・・・・なっ、なんでしょうかっ・・・・・・。い、今のところは空いてるかもしれませんが、仕事が入るかもしれないし・・・」
「よっしゃぁ〜♪ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ 空いてるって今言ったよね?ねっ?(ニヤリ)」
シ、しまったぁ・・・・・・・・。これは明らかにあっちペースの話になってる・・・・。
先生がいつもこういう感じで内容を言わずに日程を先に押さえようとするのは、もうたいてい決まっているのだ。
発表会ライブ。
えっ?でもそれは確か、さっき受け付けのところのポスターでは5月に決まったって・・・・・・・・。
「先生・・・・・・なんでしょうか・・・・・・(聞きたくないけど・・・)」
「あのねっ♪(゚ー゚*) ギター科の●●先生いるでしょ?あの先生と話してたんだけど、簡単なセッション遊びというか、
ギター科の生徒とサックス科の生徒で集まって、いろんなことやってみようってことになって♪」
あぁ・・・そういえば去年そんなことやりたいって話してるっておっしゃってましたっけ・・・・・・・・・。
「まぁそんな難しいことじゃないよ。曲とかフレーズとか決めたら、そのなかでテキトーにできる範囲で遊んじゃえ♪って
ノリだから^^。別にお金かかんないし。みんなで遊ぼう!ってやつで、ただサックスで参加する人が少ないんで・・・」
「少ない」ってのは他にいないって事っすよね、多分。ゴスペル科のバック演奏とかもそーだったし。
「ほら、みんなでやりたいって言ってたじゃん!そろそろそういうこともやってみるべきだと思うんだよね、マジで。」
いや、私もそう思いますが・・・・楽しそうだけど・・・私にできるんやろか・・・・・・(不安)。
「じゃ、決まりね!2時くらいからだから寒くないし(笑)。無理矢理この日仕事いれないでくださいねっ!」
ううっ、すでに先を読まれておる・・・(;´Д⊂) やってみたい気持ち3割、残り7割はまだ不安だなー。

で、やっと本当のレッスンが・・・というところで、今度はピアノ科の先生がやってきて、場所変更を頼みにきた。
「だっていつものあのスタジオ、電気が半分つかないんだけど・・・・」と先生がいうと、「ごめん!アレ、実はこっちのが
切れてたから私がつけかえちゃったの!σ(^_^;) 今反対側のあっちの広いスタジオの方が空いてるからそっちに・・・」
なんだ、そーいうことだったんか。ま、生ピアノがあるのはこのスタジオだけなのでピアノ科さんはここじゃなくちゃだめだし、
ウチらは広い場所の方が嬉しいので喜んで変わることにした。
サックスケースやらコートやらの荷物を一気に運べないのが難しいところなのだけどヽ(;´Д`)ノ 。

次に入ったスタジオは、一番大きい場所で、発表会ライブのリハもやるところなので私にとっては広すぎるくらい。
思い切り吹かないと響かないし、逆にちゃんと吹けばすごく響いて気持ちよい♪
で、『On the Sunnyside of the street』を演奏する。広いスタジオのせいか、先生のキーボードの伴奏も今日はノリノリ♪
「じゃあ次は2コーラス続けるので、最初は譜面通り、『私、譜面ちゃんと読めますわよ!』てな感じで、
で、2コーラス目は自由に崩した形で好きなように吹いてください。ワン、ツー♪」
ふふふ、こういう練習好きだぁ〜♪これはすっごく楽しく吹けた♪ヽ(´ー`)ノ
でも、先生にとってはまだ崩し方が足りないらしく、「ここはこういう風にしてみれば?」と、かっちょいい崩し方を
何パターンもやってみてくれた。うーむ、そういう手があったか・・・・・。
特にトリルを入れるのは簡単なのに思い出せなかったのが悔しい(;´Д⊂)。散々去年何度もやったのにぃ・・・・。

「で。多分見えてないと思いますが・・・僕も今発見したんだけどσ(^_^;)。楽譜のいちばーーん最後。締めのフレーズ。」
あっ・・・・・・・・・・。
私たちが使っている先生から支給される米国製の譜面は、テーマが先にあって後半はコードしかない白紙の譜面なのだ。
要は「この先は自分でアドリブせい!」ってこと。たいていレッスンではテーマの部分だけを中心にやるので
あまり下の部分はみないのだが、なんとこの曲はそのコード譜の最後にまた音符が書いてあって、
いかにも、という 締めのフレーズになってるのだ。気づかなかったー!
「これ、覚えておくといいですよ。いろんなとこで使えるし、いろんなパターンで使えますし♪」
たった2小節の フレーズだが、ソノ前の2小節をテーマの最後の2小節をアレンジして組み込み、自然に聞こえるように
終わらせるのは自分のセンスが勝負である。うぐっ。
まずは先生が「こんなのはどう?」というお手本を演奏してくれてその通りにまねてみる。
で、次は先生の伴奏で2コーラスやって、最後は自分でアレンジした結末を導入してこのフレーズで終わらせる。
そうすると、テーマだけを吹いていた時よりも、より「たねたん風」テイストが加わった「お聞かせできる」演奏となった。
うひゃひゃ。こりゃ楽しい〜〜っ♪♪♪(≧ω≦)人(≧Д≦)人(≧◇≦)
「あとは、Aメジャーのスケールをこのリズムでアレンジして吹けるようになれば、本当のアドリブって感じになるので
それを3コーラス目にいれて、最後4コーラス目にまたテーマを吹いてこれて終わればOKですね〜♪」

どきどきしながらも、あまりにも楽しいので思わず伴奏CDを借りて帰ってしまいました♪
よぉーーーし、やる気でてきたぞう〜〜っ!!!!!←単純
ああ、願わくば次のレッスン日までの間に山のように仕事が入りませんように・・・練習したい・・・・・・・(ぶつぶつ)

■2005年1月20日■

2005年です。とうとう私のサックス人生も6年目に突入してしまいました^^;。
6年目に突入したというのに、相変わらず練習不足な日々・・・・。今年は去年の倍以上練習しよう!(鼻息)

実は昨年12月にも一回レッスンに行っている。だけど、仕事のドタバタの合間に無理矢理時間を作って行ったので
何をやったか覚えてない・・・・。
『On the Sunnyside of the Street』 をやったのは覚えてるんだけど、理論もやったんだけどなぁ・・・ヽ(;´Д`)ノ

私はこのお正月はハワイに行っていた。
年末の地獄のような忙しさから抜け出して、とるものとりあえず行った感があるのだが、
一番の収穫は「伊藤君子」を知ったことかもしれない。

Once You've been in Love 」というアルバムや、押井守監督の映画『イノセンス』
テ−マソングを歌っている彼女。今日たまたま入浴中に聞いていたFMからも流れてきた
彼女の歌声は、どれかのアルバムであのマイケル・ブレッカーを間奏に使いながらの
『But Beautiful』。いやん、かっこええわーっ(;´Д⊂)

このようにかなりの大御所らしき方なのに、もともとあまり日本の女性ボーカルは綾戸ネーサンがでてくるまでは敬遠してた
方なので、たとえギョーカイで有名であってもいままで出会えるチャンスが皆無だったのだ。(すげー言い訳。でもホント。)
が、一旦気になるとすっごーーく気になるもので、早速前述のアルバムを買った。大好きな『Just Friends』という
曲が入ってたのでさらにニヤリ。今年はこれをきっかけに、いろんな人のいろんな曲を聴こうと思う。
もちろん、サックスのためにね♪

で、前置きが長くなりましたが、レッスンのお話。
いやあ〜、この日は先生が大遅刻するわ(爆)、ショーゲキ告白で呆然とさせられるわ、
なかなか刺激的な2005年第一回のスタートでございましたっ( ̄▽ ̄)。今年の私のサックスも刺激的になるのかも。
そんなこんなで私もあまり(というかまったく)練習していっておらず、先生のドタバタもあってこの日のレッスンは
ほぼリハビリのようなものでした。
3度音程からコード別の音階へ。忘れかけてるコードのイロハを実際に吹きながら考えて思い出し・・・・。
あぁ、こういうのはやはり一人ではできないのよね(´ヘ`;)。自分でわかってたつもりの部分でも、
先生に違った形で質問されると頭の中がまーっしろな銀世界・・・・・・。

最後に一応『On the Sunnyside...』をCDをバックに演奏してみたけど、「うん、大体よいけど、なるべく
<棒吹き(棒読みと同じく、メリハリなくただ楽譜通りに吹くこと)>しないようにね」と。
ううっ、自分でもわかっておりました(/_;) 楽しくふけたけど、あくまでも自己満足。耳に入ってくるその音は楽しくない。
今年は楽しく聞かせられる音をもっと追及したいざんす!


・・・・to be continued・・・・

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