一週間、間が空きました。
実は前回スクールに向かっている途中に先生から携帯にメールが入り、「到着が遅れそうだし、スクールの鍵は
僕が持っているので先にいっても入れないと思うからどこか喫茶店でお茶して待っていてください」との連絡が。
そうですか、ほなお茶して待ってますわぁ〜、といつものお気に入りの高架下カフェに行くと・・・Σ( ̄□ ̄;)
なんと、店が丸ごと消えている!!他の店になってる、とかではなく、建物自体が無い!!!!
あんなに流行ってたのに・・・・・・・・・。な、なじぇ????(つд∩) ウエーン
仕方が無く近所のチェーン店の珈琲ショップに。マズイしウルサイ店だけど仕方が無い。
そこで暫らくお茶していると、今度は先生から電話が!
「す、すみません・・・。実は貧血で倒れてて・・・・。今日後の予定も詰まっちゃってるんですけど・・・。」
そう、この日は珍しく先生が夜に別仕事の予定が入っているというのでレッスン時間を超早くしたのだ。
(だからスクールへも一番乗りだったので鍵が必要だった)
「ひ、貧血?!だ、だ、大丈夫です???Σ( ̄□ ̄;) 」
「い、いやぁ、寝不足もあるんですけどね^^; すみません、O先生が既にスクールに行ってくれてるみたいなんで
もうスタジオには入れるので、もしよかったら練習していってくれて構いませんし・・・」
「でも先生こられないんですよね?そしたらいいですよ、無理しないで来週に!でも来週で今月は終わりなので
まとめて2コマやっていただくことになりますけど・・・。とりあえず元気になったら連絡ください!!」
「す、すみません。。。。じゃぁ来週ということで・・・・・。」
うちの師匠、以前も貧血で死んでたってことがあるのでちょっと心配(´ヘ`;)。大丈夫でしょうか・・・。
・・・・・というのが先週あったので、今回は2コマ連続。
先生もどうにか復活したようで♪^^
この日は私が5時20分からのレッスンを間違えて5時からだと思って行ってしまった上に
「前回ドタキャンでご迷惑おかけしたのでサービスしときます♪」と、
20分早めスタートの上に次のレッスンが始まるまで3時間近くレッスンして頂きました。
お陰で帰りは腰が痛かったけど・・・・(;`∀´) イタタッ
「ええっと、『DOXY』ですよね♪」
あ、まだ続くのね、やっぱし^^;
今日はレッスンに行く前に余裕があったので、家でもちょっと練習してきた。
「自信がない吹き方」って言われたのを克服するべく、自分と闘いつつ(爆)、この日はなにがなんでも
頑張って音を張っていこうと決めていた。
音だしから基礎練習を終え、コードを理解するのに良い音だし練習を学ぶ。
Cメジャーから一定のルールで決められたメロで上がったり下がったりしながら1音階ずつ上げていく。
頭ではわかっていても実際にやってみるとこれが難しい!
素直に「はい、次はB♭!」とかって言われて吹くのはもう慣れれてるけど
そのコードを分解してメロをつけて吹いていくのは本当にコードの構成音が理解できてないと
急に言われてもできませんな。うぬぅ・・。
「じゃ、とりあえずサラーっと吹いてみましょうか♪(* ^ー゚) 」
うう、相変わらず笑顔で厳しいことをおっしゃるのね・・・・・・(汗)。
実はこの『DOXY』の伴奏CD、私が持ってるJameyさんのは結構テンポが速いのだけど
先生が持ってるもう1枚のはかなりスローテンポなので意外と吹きやすかったりする。
「まぁテーマの部分は大丈夫ですね。後は暗譜して楽譜なしでもさらーっと更けるカンジになれれば♪」
あ、暗譜ね・・・暗譜暗譜アンプ・・・・・・・ (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
「で。テーマはもういいので、アドリブですね、やはり♪」
キタ━━━━ヽ(゚Д゚,,o)ノ━━━━!!!!
思わず眉間に皺を寄せてしまう私。苦手意識がまだぬぐえないのよね・・・。
「じゃあ、前回やった<G BLUES SCALE>で、まずは上のソだけでやりましょう♪
ソだけをひたすら吹いて、フレーズは3連でもスタッカートでも16分でも8分でも、
今までの音楽人生で得たリズムというリズムを駆使しまくってソだけで音楽を作っちゃいましょう!」
音楽人生て・・・・と、焦ってる間に間髪いれずに伴奏が始まってしまった。
「はい、じゃあ次は2コーラスづつ僕と交替ね。はいっ!」
また有無を言わせず始まった・・・・・。先生ちょっとSはいってます(T-T)。
「そろそろソだけじゃ飽きてきたでしょ?じゃあ次はシ♭も入れて。でも、あくまでもメインはソで
シ♭は飾るかんじで使って、あまり多用しないように。ソが主役だからね。はい、ワン、ツー!」
また先生と2コーラスづつ交替で掛け合いに。
「あ・・・・。僕が終わって次入る時、待たないでね。僕の最後のフレーズのところで
たたみかけるように、重なっていいので。『どきな、どきなーっ!私が吹くのよぉ!!』っていう
気持ちで入って来てくれて構いませんので(笑)。」
あぁ、そうでした・・・。先生と交替するときに、ついつい1フレーズ待ってしまっておりました。
そういえば前にやった時はちゃんと後ろをたたみかけて入ってたのに。
「じゃあついでに、ファとドも足していって・・・・。」
そうやって気がついたら全部の音を使って吹く、という事態に。←「災害」のように書く私って一体・・・。
「まぁここまで音増えると実際パニくってしまうのは仕方がないですね。」
「あんまり伴奏聴けてないんですよ。正直音だすので精一杯で、フレーズの合間合間のドラムでブレイクが
入るところとかで( ゚д゚)ハッ!ときづいて慌てて自分もブレイクいれようかと思っても遅かりし・・・みたいな。
あと、テーマのメロディーすっかり忘れて音出すことだけに精一杯になっちゃってるんです(T-T)」
「あぁ、テーマは別にまだ気にしないでも。アドリブって殆ど個人の趣味、みたいなところがあるので
例えば玉子焼き作るにしても塩味にする人もいれば砂糖味にする人もいるわけで。これが正解ってのは
特にありませんし♪^^ ただ、いかにもモダンジャズっていうか、フレーズを意識しないでダラーっとこんな
カンジに吹いてしまうのは、意識してやるならカッコイイのですが、無意識にやってるとしたらちょっとダメ。」
と、先生はモダンジャズっぽい(ジョシュア・レッドマンっぽい?)連続した音での演奏をしてくれた。
「そうじゃなくて、4小節づつで一区切りとか、8小節づつで一区切りとか、そういうカウントをしながら
演奏できるようになると、途中で迷子にならなくて済みますし、演奏にもメリハリがつきます。
伴奏を聴ける余裕がでてくれば一番いいけど、自分でも演奏しながら4小節で1区切り、って考えながら
音作りができるとだいぶ違いますね。例えばそれがずーっとブレイクでも全音符でもアリだし♪」
そういわれてやってみると、確かに4小節づつちょっとでも考えながらアドリブっぽく吹いていくと
なぜか自然とバックの演奏にも注意がいって合わせられるようになった♪
さらに、4〜8小節で一区切り、としてやっていくと、それなりにメリハリ(文章で言うところの起承転結)が
ないとノベーーっとした曲調になってしまうので、格好の良し悪しはさておき、
導入部分やら盛り上がる部分やらビックリさせる部分やら、というのを多少なりとも考えて
吹きたくなってくる。(出来てるかどうかはまた別の話!!(T-T))
で、何度も出てきた<G BLUES SCALE>の話。
いや、この際Gだろうがなんだろうがどうでもよく、「ブルース・スケール」ってぶっちゃけどういうの??
「マイナー・ペンタトニック・スケールにさらに5番目の音をフラットさせて付け加えたもの」
。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン わかるかーっ!!そんなのでーっ!!!!
こうなったらトコトン調べたる!!←無知が一番嫌な人
■そもそもペンタトニックスケールってなんぞや?■
で、まず「ペンタトニック(Pentatonic)」 ってのがどういう意味か気になるわけで。
これは日本語に訳すと「5音の」という形容詞になり、「pentatonic scale」でちゃんと「5音音階」とでる。
(スペースアルク 「英次郎on
the web」より)
5音音階・・・要は、本来ドからドまで7音あるはずの1オクターブの音階が5音。
つ・ま・り、2音抜かされてるってことでございます!!( ̄ー ̄)ニヤリ よっしゃ、ここまではOK♪
このペンタ君にはやっぱりメジャーとマイナーがあるようでございます。
メジャーの場合には「長音階(メジャースケール)の4番目と7番目を抜く」がルールになっているので
「ヨナヌキ」とか呼ばれてもいるらしく。
(結構無理矢理やなぁ・・・^^;)
例えば、Cメジャー・ペンタトニックの場合にはファとシを抜くので「ドレミソラ」となる。
で、マイナーになると今度はなぜか「短音階(マイナースケール)の2番目と6番目を抜く」ルール。
なんでやねん?!(この違い、誰かおせーて・・・・)
と気にはなったものの、ここでつまづくわけにはいかぬので先へ。
で、このマイナーペンタ君の場合には、例えばAマイナー・ペンタトニックの場合には
シとファを抜くので「ラドレミソ」となるわけで。うーん、ビミョー・・・・・・・。
とにかくまぁ、こうなったらペンタ君登場の場合には、「メジャーだったら4&7、マイナーだったら2&6」と
覚えるしかないんすな。いやはや。
あぁ、でも、メジャーだけを「ヨナヌキ」と覚えるより、「ヨナニロ」と、まとめて覚えた方がわかりやすいじゃん♪
はい、私歴史年表覚える時、無理矢理こじつけて覚えてた派でございますが、何か?
あ、「ヨナフロ」の方がいい?「2と6抜き」で「フロ抜き」?「風呂抜き」?
「夜な夜な風呂抜きペンタトニック」とか(σ ̄▽ ̄)σ。うひひっ(壊)。
で。
ブルース・スケール(やっときたか・・・)とは、上記のマイナーペンタ君にさらに5番目を♭させた音
(4番目を♯させた音)を加えたものを言うらしい。 う〜ん、厄介な・・・。余計な事を・・・・。
改めて今回『DOXY』で使ったものを見てみると「G BLUES SCALE」とある。
つまり、
「Gメジャー・スケール(ソラシドレミファ♯ソ)」が「Gメジャー・ペンタトニック・スケール」に変身すると
「ヨナヌキ」で「ソラシレミ」となり、
「Gマイナー・ペンタトニック・スケール」に変身すると
「風呂抜き」で「ソシドレファ♯」にした上に、
短調になるのだから3音目の「シ」も♭させねば、ということで、
結果「ソシ♭ドレファ♯」になりそう。←不安
さらにさらに。
「Gブルース・スケール」にするためには
この「Gマイナー・ペンタトニック・スケール」の「ソシ♭ドレファ♯」 に 元々の5番目の音「レ」を♭させ(この場合はド♯にする)て加えるので、結果、
「ソ シ ド ド♯ レ ファ」
という、いかにもブルージーな音階になるのであった(;-_-) =3。
なーんとなく理解できたけど、これを「じゃあ、この曲はブルーススケールで♪」みたいなノリで
さくっと演奏できちゃう日はいつ来るのであろうか・・・・・・・。
こんな説明を受けながら、気がついたら5時過ぎから2時間以上レッスンして頂いていた。
あっという間だったなぁ、今回は・・・(遠い目)。
もっと勉強して、もっと練習しなくちゃだわ(実感)。
レッスン後、受付に戻ったら先生に頼まれてスクールのルーターの取り付け作業をしてしまい、
気がついたらメールのセッティングなどもしており、
気がついたらスクールのHPの修正までしてて、
次の生徒のレッスンが始まるので「後は任されました〜♪」と大見得を切り、
作業が終わったのでやっと帰れる、とエレベーターを待っていたら、
そこへ降りてきた校長先生に「ねえねえ、教えて欲しいんだけど・・・」と引き戻され、
さらに気がついたら校長先生に「じゃ、来週HPここやらあそこやらも直してね。レッスン後でいいから♪」と
約束させられていた・・・・・・。
うーん、前回のドタキャンを取り返してもらうべくの長時間レッスンだったはずが
またサービスする側になってるぞ、私σ(^_^;)。
なんでやろ・・・・・(謎)。
参考文献: