たねたん・どっとこむ  >> TRAVEL NOTES >> 京都2003梅雨 >> 天の磐船(貴船神社奥の院)

情緒あふれる貴船
フェらしき店があった。
メニューを見てみるとアッサムやらオレンジペコやら書いてあるのでやはりカフェらしい。(オレンジペコは紅茶葉の等級であって葉の種類じゃないんだけど・・・)と心のなかでツッコミを入れながら店の前を通り過ぎる。天井が高くこの辺りの景色にあわせた和風建築の素敵なカフェだったのだけど、まずは昼ごはん食べないと(^^;)。その前にまだ奥の院があるのだけど。


船にきてすごく思ったのは、果たしてここは東京でいうとどこにあたるのだろう、
ということ。位置的には高尾山あたりなのかもしれないけど、

恥ずかしげな紫陽花こんなに風情ある場所は東京には
無いような気がする。 風情だけを求めれば下町あたりと似ていなくもないが、残念ながら自然がこれほどはない。自然と、風情と、全てを兼ね揃えているのはやはり古都・京都ならではなのかな、という気がする。

う〜ん、やっぱり京都に住みたい。
京都に住んでいればこんな場所もすぐ来られるのに。でも、実際住んでたらそうそう来ない場所なのかな・・・

そういえば京都人のFさんもあんまり来た事ないって言ってたっけ。

ま、私も東京タワーに行ったのはずいぶん大人になってからだし(^0^*オッホホ

よいよやっと、奥の院へ到着(´ヘ`;)ハァ。たいしたこと無い距離なのだけど、
限りなく平らに近いダラダラの上り坂はすきっ腹には結構堪えた。
(筋肉痛ものだな、こりゃ・・・)

天の磐船説明書き 天の磐船

ず目に飛び込んできたのが「天の磐船」。由緒正しき伝統のあるものかと
思いきや、その説明書きをよく読んでみると、「平成八年三月」とある。はぁ??
どうやら自然にこの形で掘り出された天然石であることは間違いなく、この先の
奥宮にもともと奉られている「舟形石」にちなんでこの石もこちらに奉納された
のだとか。貴船神社は名前のごとく、船に所縁のある神社なのでそういうことも
あるのかもしれない。一瞬有難がりそうになってしまった自分が悔しい気もする
が、よくよく考えてみたら私は神道信者ではなくクリスチャンなのだった(爆)。
なんでもかんでも有難がるなって(^^;)。>自分和泉式部歌碑

宮が本来の貴船神社なのだということは・・・・。
もっと先に進めってか。
夫婦間の危機をこの神社で祈って乗り越えた和泉式部の歌碑などをしげしげと眺めつつ、私達は先を急いだ。