さよならシチリア、
そしてミラノへ

シチリア最後の朝。今夜はもうミラノにいるのだ。
そう思うと寂しくて仕方がなかった。特にここタオルミーナ、まだちょっとしか味わっていないぞ。(^^;
シチリアなんて、いつこれるのかな、次は・・・・・

朝食を食べ、部屋で最後のタオルミーナを満喫していると、母が飛び込んできた。


「エトナ山、やっと見えたわよ!!」



やっと最後に姿をみせてくれたエトナ山

ホテルのテラスにでると、雪を頂いた美しいエトナ山がそのなだらかなすそ野まで
全景をみせてくれていた。感動!!
こんなに近くにいたのに、昨日まで全く見えなかったのだ。
しかももうあと数時間でシチリアを離れようって時に・・・・・ニクイ演出すぎて、ちょっと悔しい。
イタリアっていつもこんな感じなのよね。ツレナイくせに思わせぶりで・・・弱いな、こういうタイプ(笑)。

渋々車にのり、ホテルの入り口を振りかえると聖ドミニコが我々を見送っていた。

カターニャ空港まで最後のシチリアドライブ。
もうレモンもオレンジもミモザも、こんなにたくさん見れることはないんだなぁ・・・・・・
おばさま達は盛んに自分達の買ったお土産自慢大会をしていたが、

私はバスの一番後ろの席で窓に張りつき、最後のシチリアを少しでも脳裏に焼き付けようと
必死だった。真っ青な空、黄色やオレンジの果実の色、エトナ山の真っ白な雪・・・・
今までのイタリアはたいてい古い建物のレンガ色、というイメージだったが、
今回の旅で、それがちょっとカラフルになった。イタリアであってイタリアではない。
シチリアという別の国を訪れた気分であった。ああ、明日はまだミラノにいるというのに、
こんなにシチリアを離れがたいなんて・・・・・・
なにも期待せずに訪れたシチリアに、私は身も心もすっかり奪われた気分になっていた。
Ciao、シチリア・・・・次に来る時は、こんなにおばさん引き連れてこないからね・・・・・・(爆)

シチリアを発って、1時間ちょっとで大都市ミラノに到着。
意外だったのは、ミラノ空港からアルプスがすごくキレイに見えたこと。
思えば、この空港に何度もきたけれど、いつも到着は夜中だし、帰る時はこのゲートじゃない!
ミラノ空港自体が新しくキレイになっていて、どこもかしこもアリタリア・グリーン。
そのグリーンと、向こうで輝くアルプスの白い山々がとても美しかった。

市内のレストランで昼食をとった後、お決まりの市内見学。

ご存知、ドゥオモといえば、ここミラノ

どうでもいいんだけど、もうミラノの市内観光は私には必要ないんだけど・・・・・・(;^_^A アセアセ・・・
ドゥオモ広場の横にあるいきつけのシャツ屋さんでブラウス買いたいし、ペックで生ハム試食したいし、
モンテナポレオーネ通りでグッチの最新作みたいし・・・・・ねぇっ、聞いてる????
私の心の叫びはおばさま達には全く通じず、気付けば私はカメラマン状態。
はいはい、わかりました!どこでシャッターをきればちゃんと上まで映るかってのも
わかってますってば!え?私?あはははっ、結構です・・・・・もう何度もきてますから・・・・
(上記の写真はそのパニック状態のなかでとった1枚)
はいっ?私のカメラでとってくれって?あのぅ、これ焼き増ししませんので・・・・・・(ぶつぶつ)

で、このドゥオモのなかでもまた唄ったわけよ、おばさま達ってば・・・・・・
奈良の大仏の前でアメリカ人の団体がお経をとなえるようなもんかな〜???

でも、いい記念になったんじゃない?←もう麻痺してる・・・

そしてそのあとスカラ座へ。ここもさー、一度くればいいとこなんだよね・・・・
こんなとこより、「最後の晩餐」みせたほうがええんとちゃいます?へっ?予約制になっちゃったの?

昔は並べば入れたのに・・・・。 お母さん、残念だったね。本当はこっちのほうがみたかったのに。
また連れてきてあげるよ。今度は個人旅行でね(^-^;

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