枝の主日とは?

「枝の主日」とは、救世主キリストがエルサレムに入城した祭日のこと。
(ちなみに復活祭は移動祭日で「春分の次ぎの満月に続く日曜日」で、
「枝の主日」はその一週間前にあたる。)


キリストの入城にあたり、群集が棕櫚(しゅろ)の枝を道に敷いて
歓迎したところから この名がついている。
日本のカトリック教会では、棕櫚はあまり手に入りにくいため、
とりあえずどんな木でもいいので

その日は教会に枝をもっていく、ということになっている。
シチリアでは、そもそも南国なので棕櫚の木がたくさんあるため、
こういう店ができたのだろう。
この後も、各地でこういう店や、実際に棕櫚がホテルや教会の入り口に
飾られているのを 見ることができた。
日本でいえば、お正月のしめ縄のようなものに近いかもしれない。

【お・ま・け】

枝の主日で始まる復活祭前週は、聖週間(Holly weeek)と呼ばれ、
キリストの生涯の最後を 偲び記憶する週、とされている。
すなわち、キリストはユダの裏切りを予告し、自ら弟子達の足を洗い、
「最後の晩餐」を終え、 捕らえられ、十字架にはりつけられ、死を迎える・・・・・
キリストが荒野で40日間の断食をして祈ったことに倣って、復活祭前の40日間を
四旬節」 と呼び、心身共に「物忌み」の期間に入る。
国によってはこの期間、肉や乳製品を断ったりするのだが、日本はそういう慣習は
特にない。イタリアではこの期間にニョッキを食べたりする。この慣習が変化して、
毎週金曜日は肉を食べずにニョッキを食べる、ともいわれているが、
あまりこの話は現地ではまだ聞いたことがない!(爆笑)


かつて生贄にされてた羊ちゃんをかたどったお菓子もたくさん売られていた。

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