朝にみぞれが降った(らしい)。すっかり爆睡してたから気づかなかった(^_^;)
すごく寒い日。きっとレッスンの時間帯は雨。嗚呼。「レッスンの日=雨」伝説が2003年も復活?!
電車に乗っていると携帯にメールが。先生からだ。
「すみません、ちょっと遅れるので練習でもしててください(; ̄ー ̄A フキフキ」
えへへ。先週は私がちょっと遅刻しちゃったからこれでおあいこだわん♪
ゆっくり滑らないように行こうっと。しかしながら腰痛のせいか、低気圧のせいか、
いつもよりズッシリと肩に食い込むわ、このセルマー君(¨;)
先生が遅れてくるのを幸い、雨も降ってきたことだし、ここはゆっくりいきましょか〜
レッスン前のO先生と<大人の女の世間話(^。^/)ウフッ>をしていると、レッスン予定時間の
35分遅れで先生がやっと登場。
「す、すみません・・・・。ちょっと前の用事がおしちゃって・・・・・(; ̄ー ̄A フキフキ」
「大丈夫で〜す♪女の話してましたからっ♪ね〜っ♪」
三十路前後の女ふたりでニヤリとほくそえむ。思いっきり固まる先生。
「なにっ、先生、寒いのっ?」
「・・・うん、なんだかここにきたらもっと寒くなった・・・・じゃあ、しばらく暖まって動けるようにしますので
先にスタジオで音だししててください・・・」
ど〜いう意味じゃ、それっ?!(ーー;)
とりあえず先にスタジオにいく。
使いたかった手前のスタジオはすでにボーカル科の青年が使用中で絶唱している。
(ちっ、奥の部屋は一面窓だからめっちゃ寒いやん・・・・)
心のなかでぼやきながら笑顔で青年にドアの小窓から御辞儀をし、更に奥のスタジオへ。
ドアを開けっ放しのその部屋に入り、電気をつける。
ビョ〜〜ッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
めっちゃ寒い。前に人がいなかったせいもあるが、やっぱり一番窓側のスタジオなうえに、その窓が
天井までご丁寧にあるので、夏は暑いし冬は寒いっ(T^T)クゥー
ダウンジャケットを脱いで準備をしたいのだが、なかなかその勇気がでない。
室内にあるエアコンをリモコンでつけるも・・・・つ、つかない・・・うっぴょ・・・・・・( ̄□ ̄;)
仕方が無いので気合を入れてジャケットを脱ぎ、マフラーをとり、サックスの準備を始める。
音だしを始めるが、寒くて指は回らんし、口元も固まってるし、第一セルマー君がなかなか温まらない。
ぎょえ〜、先生早く来てぇ〜!サックスと共に凍死しちゃう〜・・・
「すみません、思いっきり遅れちゃいまして・・・う”っ、さっ、寒いっ!!」
「・・でしょ?(^_^;) さっきからリモコンずっといじってるんですけど、ぜんぜん言うこと聞かないんです・・・(涙)」
「ちょっと待ってて!」そういうと先生はダッシュでどこかへ行ってすぐ戻ってきた。
「へへっ♪隣のスタジオのリモコンと取り替えてきちゃった♪これでどうにかなるっしょ( ̄ー ̄)ニヤリッ
向こうの部屋暖かかったからこれ使えるはずだし。電池切れてるだけだと思うからあの部屋使った人が
電池換えておいてくれるでしょう(笑)。」
そうね、そうやね・・・とりあえず早くつけて〜っ!
「あ、あれ??な、なんかピッピッて音がでるわりにはついてないような??ま、そのうちつきますよ♪」
そ、そういうもんか・・・・・?
「ええっと、とりあえず最後までやったんでしたっけ?AメロとBメロまで?」
「エンディングはまだですね。」
「まあ、そういっても、結局Aメロの最後のフレーズが前後入れ替わっただけですからね(爆)」
あ、たしかに・・・・・。楽譜の構成としては、なんたる簡単な曲なんだ、こいつはっ。
「じゃあ、曲演奏するまえに。スケール。Cメジャー吹いてみて。」
な、何?急に焦るわん(^^;) ♪ドレミファソラシド〜♪
「そう、正解。じゃあ、今度はCマイナー。」
そうか、本題だな。この曲はCマイナーだもんね♪ええっと、♭がつくのが、シとミと・・・。
私が一瞬固まって頭のなかで♭がつく音を確認していると、即座に先生がこう言い放った。
「3音と6音と7音がフラットだから。わかる?」
ええっと・・・・・Cマイナーだからドから始まるスケールで、ドを1番目の音(1音)として3番目と
6番目と7番目ってことでしょ?そりゃわかるべ〜。でも急に言われると頭がパニックになる。
もともとシとミとラがフラットしてることが頭に入っていても、違う言い方されると焦っちゃうわん(^_^;)
オロオロしながらなんとか吹く。
「そう。これからはいちいち『シとミとラをフラットしてね♪』なんて言い方しませんからねっ!(キッパリ)
セッションやったりすると、『Eマイナーで3音フラットして・・・』とかいう言い方で他の楽器の人と
合わせていきなり演奏しちゃったりするんですから( ̄ー ̄)ニヤリッ そろそろこういうのにも慣れて
いきましょうね〜♪」
・・・・・それよりも、そんなセッションなんてできる日がくるんでしょうか、このアタクシに・・・・・
「じゃあ、さらーっと吹いてみましょうか。とりあえず1かっこ前までね」
先生と一緒に吹く。これはどうにかクリア。
「うんうん、いいじゃない?じゃあ、今度は僕伴奏しますからひとりで吹いてね」
耳慣れたイントロが始まる。一番最初にこの曲やった時はどこで入ればいいのか全然わからなかったけど
ここまで練習するともうわかる。本当に練習って大事だな、と感じるのはこういう一瞬である。
自分が家で練習していたテンポよりかなりゆっくりめでやったため、運指がバラついていたBメロは
どうにかクリアできたものの、逆にモタついてしまう。
「まぁ、ゆっくり過ぎて逆に辛いかもしれませんね〜(^_^;) 今たぶん大体88ぐらいだと思いますから
じゃああと10ぐらいテンポ早めてやってみましょうか?」
うん、ちょっと早めのほうがいいかも♪そして次更に10ぐらいあげてやってみる。
「これで大体オリジナルと同じか、それよりちょっと早いくらいですね〜。そうそう、グローバー・
ワシントンJr.、聞いた?」
「聞きましたっ♪かっこいいですよ!彼の曲、どれも好きですぅ〜♪(^-^)」
「でっしょう??( ̄ー ̄)ニヤリッ クールっていうか、大人っぽいというか。彼がビル・ウェザースと
一緒にやってる『Just Two Of Us』って曲があるんだけど、それもいいんですよね〜」
「ビ、ビルっ???」
「ビル・ウェザース。知りません??」
「聞いたことないっすね・・・。帰って調べてみます!φ( ̄ー ̄*)メモメモ」
この先生はレッスンでやってない曲やアーティストについても教えてくれるのでありがたい。
しかも先生は思いっきりジャズっていうよりフュージョン系がお得意のようなので、私とジャンルがダブらない。
私がスタンダード系のジャズのCDを貸してあげたりして、先生がフュージョン系のを教えてくれたりして。
なかなか充実したレッスン内容である。時にPCの話で盛り上がっちゃうのは玉に傷だけど(^^;;;
一通り最後まで演奏する。う〜ん、今日はなんだか右手がうまく動かないっ!(T^T)クゥー
「寒いせいもあると思いますよ。っていうか、もう曲自体はほとんど頭に入っちゃってるでしょう?」
「ええ、まぁ・・・。だから余計に指動かないのがイラつくんですけど(-_-メ)>」
「まあそれは練習すればクリアできるし。練習熱心だからすぐですよ♪そうだ、来週は暗譜してきてっ!」
「へっ?!(¨;) あ、暗譜っすか??」
「うんっ♪(^-^) だってもうほとんど覚えてるでしょ?楽譜みないでできるぐらいに練習すれば、
もっと細かい表現方法とかにも気を使えるし、運指もラクになりますよ。まだ楽譜にかじりついてるとこ
あるようだから運指が気になっちゃうんです。曲頭に入ってるんだから楽譜から離れて、もっと気持ちに
余裕をもって演奏して、ごまかすことも覚えたりすっれば(笑)もっといい演奏になりますよ」
そうか、心に余裕ねっ。そういえば肩や腕に力入りまくってるからうまく動かんのだわ。
がんばって暗譜してきま〜す(^o^)/ハーイ