宿題だされたにも関わらず、今回のレッスンの間触れたのはたった2回(^^;)。
仕事先の都合のおかげで仕事が急に激増してしまい、24時間勤労体制なので無理はないが。特に、以前は練習時間に当てていた時間帯がそっくり仕事時間に入ってしまっているのでどうにもならない。明け方5時過ぎくらいまでPCに向かってるから朝は起きられないし。
ま、突然やりすぎても長くは続かんけどね。無理は大敵。マイペースでいきまっしょい。←自己防衛
読書がしたかったので、30分早くスクールに到着。案の定先生はまだ前のレッスン中らしい。
仕事用の(^^;)本を集中して読み始めていると、ボーカル科のO先生が登場。
「あっら〜、久しぶりっ!元気だった?(^-^)」
この先生はいつも明るいので逢っただけで元気がでる♪
「そういえばね、聞いて、聞いてぇ〜」
O先生は私と会うといつもこうなのだ。うちの師匠と同世代の先生は私よりもかなりお若い。よって、人生の先輩というか、女性としての先輩として、三十路女に起こる様々な出来事について相談されたりするのだ(爆)。まぁ、お肌のことや健康のことね。
で、今回は何かと思えば「占い」。ヒッヒッヒ、任せなさい!( ̄ー ̄)ニヤリッ
読書しようと思って早く行ったけど、結局O先生の話に思いっきり没入し、しかもそれまで隣に座ってひとことも話さなかったもっと若い生徒さんまでが「よく当たる占い師さん知ってますよ」と私のいう言葉に思わず身を乗り出してきて・・・(^m^*)ぷっ
ちょっとした社交場と化していた受付前サロンであった(爆)。
そしてちょうどいいところ・・・というところで、O先生の次のレッスンの生徒さん登場。
「あ〜ん、じゃあまたこの続きは来週ね〜!」O先生は名残惜しそうに去っていく。 再来週なんすけど・・・・・・σ(^◇^;)
さて、レッスン開始♪
今日は何をやるんだろう、とちょっとドキドキ(; ̄ー ̄A 。しかも先生は開口一番「今日はシゴキますよっ!」と言ってたし。
先週もシゴキだったはずなのだが・・・・。
やる曲目が決まってるレッスンじゃないと、本当に緊張する。もう何年も教わってるのにいまだに緊張。
「じゃあ、今日のシゴキは、『基本をビシバシやる』ってのと、『アドリブを考える応用編』みたいなのと、どっちがいい?( ̄ー ̄)ニヤリッ」
・・・・・・・・・・・・・・・。
「あっそ♪両方やりたいんだっ?!しょうがないなー、じゃあ両方やろうっ♪♪( ̄▽ ̄*)にまぁ〜♪ 」
・・・・・最初っからそのつもりだったでしょ、しぇんしぇぇええええ〜〜っ!!!(号泣)
そしていつもの音だしの後、先生の目つきが変わった(^^;)。
「では、♪ドレミファソファミレド〜♪と吹いてください。」
なぬ?この簡単さは、明らかにその後の地獄を予想させる・・・・。
「はい、では、今のフレーズで半音ずつ上げていって吹いてくださいね」
でたぁ・・・。「半音ずつ」である。「1音ずつ」ではない。最初の音が、ドからド♯、レ、レ♯、ミ・・・・となるわけで。
こんなの、ピアノで弾けばチョチョイノチョイなのに(T-T)。
先生は私の弱い部分を熟知している。今までのレッスンで、曲の演奏をメインにやってきているので、私はこういう基礎が抜けている。
厄介なのが、ピアノをやってたりバンドをやっていたせいで中途半端な知識だけはあって譜読みもできるものだから余計に「サックスの基礎」が足りないままに曲が吹けちゃったりしてたのである。
これは、過去に何度も書いているように、楽譜通りの演奏は出来ても、アドリブにはまーったく しかもそれは、私自身が一番自覚していることだった(^^;)。そしてその解決法が、今までずーっと見つけらていなかった。
基礎をやるしかない。ピアノの鍵盤をたたくようにスムーズに、音を考える速度で運指ができればいいのである。そう、それだけっ!(涙)
先生に言われて吹いてみると、自分がいかに1音1音をいい加減に吹いてきたのかがわかる。たとえ曲がスラスラっとふけたところで(吹けないけど)、基本ができてなければ突然の変更に答えられない。
私は何度も何度もつっかえながらこなしていく。先生、ごめんなさい、ダメな生徒ですぅ・・・・・・(T-T)
「じゃあ、このコードの主音は?」「ではE♭が主音になった場合はどうなる?」
実技が終わると、今度は口頭試問である(^^;)。どんどん先生の質問が飛ぶ。多分家でひとりで落ち着いて考えてる時はスンナリ答えられることでも、目の前で解答を迫られると間違いなくパニック状態に。はぁ、本当に勉強しなくちゃ・・・・・・。
なんとか騙し騙し(爆)答えを並べ、再び実技にはいる。
「じゃあ、Cメジャーは?」
「・・・・・ドミソ・・・・(ぼそっ)」もうこれですら自信喪失になっている私σ(^◇^;)。
「そう♪当然わかってるよね、これは(笑)。じゃあ、そのCメジャーだけで、しかも最初は下の1オクターブの中だけでメロディーとリズム考えて吹いて!僕がピアノで伴奏つけるので、なーんでもいいから。」
へっ?やっぱりアドリブ練習???( ̄□ ̄;)!!
私はこれが苦手である。まーったくダメである。
家でロリンズ様やバードのCDかけながら一緒にテキトーに吹いたりするのはできるんだけど、先生の伴奏でひとりで吹くってのが本当にこっ恥ずかしいというかなんというか・・・・_(^^;)ゞイヤー
この練習になるといきなりふけなくなってしまうのである。
「できないのは当たり前なんだから!できるって思うのは100年早いって!いきなりできたら僕の仕事いらないでしょ?」と先生はおっしゃる。頭ではわかっちゃいるのだが、身体硬直、手には汗、顔は引きつり逃げ出したくなる。
以前に何度かトライさせられたが、全くの玉砕であった。アドリブできないのにステージに立てるはずはない。
でも、今回のはなんか違った。なんかできそうな気がしてきた♪
「簡単だよー。ドミソ使うだけだもん。なーーんでもいいからさ。サン、ハイッ!」いきなり先生はピアノで伴奏を弾き始めた。
最初はオロオロして入れなかった私だったが、先生の姿を視界にいれず、窓の外の景色に集中して家にいる時と同じだ、と信じ込むようにしてチャレンジしてみることにした。
先生には申し訳ないが、ちょっぴり方向が違う方を向いてしまうけど、狭いスタジオだから音は聞こえるし(^^;)。
で、やってみると、これが結構いける!!
そりゃあめっちゃくちゃのメロだけど、とりあえずリズムはジャズっぽくして吹ける。ドミソなので運指のこと考える必要ないし、純粋にメロをジャズっぽいフレーズにすることに集中できる。以前単音だけで同じのをやったが、それよりは面白い。
「うん、いいですよ!でも、今はただダーっと流してるだけだから、今度は8小節づつメロを区切って繰り返しっぽい感じでやってみて。」
あぁそうか!そりゃそうだ!過去にやった曲を思い出せばそうだった!(爆)
頭の中でアレンジを考えながら、なんとか8小節に収まる形になるように自然となっていく。
先生の伴奏はいつ終わるかわからない。永遠に続くのだ。で、キリのいいところで終わるフレーズになるので、その時自分もちゃんと終わりっぽくまとめられれば大正解◎!はぁ〜っ、結構いけるわ、これ( ̄ー ̄)ニヤリッ
「だんだん良くなってきてますよー。では、今度は上の1オクターブも追加しましょう。別にもっと上のも入れてもいいですよっ(笑)」
慣れてくると、1オクターブの中だけではつまらなくなってくる。更に上のオクターブが追加されるだけで可能性もグンと広がる。更にジャズっぽさも増すのだ。(・・・っていっても、私の吹いてたソレがジャズっぽく先生に聞こえてたかどうかは不明っすけど)。
「そしたら、今度はまず裏拍から入るようにして!」
そうよ、ジャズは裏拍命よっ!『スウィング・ガールズ』だってソレに気づいてから急に盛り上がったんじゃないの!!!(涙)
そうなると、嫌でもメロはジャズっぽくなってしまう。
「おまけで、3連符も混ぜてくださいね〜(^-^)」
うひゃひゃひゃっ♪こりゃ楽しいっ♪♪o(^^o) (o^^o) (o^^)o キャアキャア♪
いつのまにか、私は先生がピアノを弾く姿をちゃんと目で捉えながら吹いていた。
「ね、結構いいでしょ、これ??( ̄ー ̄)ニヤリッ」
はいっ!私にはとってもよかとでしたっ!!
「いやぁ〜、前からいろいろやったけど、これ、結構評判いいんだよね〜♪みんなこのやり方だったらスムーズにいけるみたい。そのうち今度は違うコードでやってみたりすればどんどん広がるでしょ?」
「はい・・・・・ということは、結局コードの勉強ちゃんとすればもっと楽しくなるってことですよね・・・・(-。-;)」
「そのとーりっ!(^^)v」
多くの反省点がありながらも、今回はちょっと前向きになれそうなレッスン後のたねたんでした。
勉強しなくちゃ、したい、するぞーっ!( ̄0 ̄)/