たねたん・どっとこむ  >> TRAVEL NOTES >> 京都2003梅雨 >> 川床料理(ひろや)


 ずぶ濡れになった部分がやっと乾いてきた頃に、お料理が運ばれてきた♪

まずは氷を削った器に盛られた川魚のお刺身。新鮮なのが見た目だけで十分わかるほど、身がプリップリとしている( ̄ー ̄)ニヤリッ
「海の魚は大好きだけど川魚はねぇ・・」という人もいるのだが、私は川魚大好き派♪
川魚の代表格・アユを食べる為だけにわざわざ車を飛ばして群馬や長野に行くぐらいなのだ。

「美味しそうっ♪」

普段お酒を飲めない私も、最初の一杯だけは地酒の冷酒をいただくことにした。甘い軽い口当たりが川魚とすごく合う。
お刺身なのにプリプリコリコリの感触は川魚ならでは。うう〜ん、天国♪

 大好きな川魚を堪能した後は胡麻豆腐。
しっとりした舌触りがなんともいえない・・・。

料理が美味しいのは勿論のことだけど、器との組み合わせというのも場を盛り上げる大きなポイントだということを、こういう和食を目の前にするたびに思い知らされる。
同じ内容のお食事でも、こういう涼しげな器に盛り付けるだけで一気に夏気分満載である。

センスなのよね、何事も・・・・(-"-;)

のお料理を待っている間、改めてお部屋の作りを眺めてみた
いわゆる「純和風」の作りである。
こんな京都の奥座敷、芸能人や理由ありカップルがお忍びで来そうな宿である(ニヤリ)。

「今はまだ涼しいしシーズン前やからこんなに静かですけど、夏になったら車でワンサカいらっしゃいますので、だいぶ雰囲気変わるんですよ。目の前のあの細い一本道も渋滞ですごいことになりますし・・・(^^;)」

あ、やっぱりそうなのね。夏の一番いい時期になっちゃえば、「お忍び」なんて無理なようだ。
でも、今日のお料理も、このお宿に泊まる価格も、そんなに格安ではない。むしろ高級旅館の部類に入る。やはり若造が気楽に・・・というわけにはいかない。それなりの稼ぎや風格がある方でないと・・・。もしくはスポンサーつきで。やっぱり「ワケアリ」か(爆)。

 がて椀物が登場

やっ!ハモっ!(T∇T)ウウウ

京都の夏といえば、これっきゃないっ。
最近は東京のスーパーでも見かけるようになったけど、私が子供の頃は東京では高級料亭にいかないと食べられなかったし、子供なんて「ハモ」なんて言葉さえ知らなかったものだ。これまた大好きなじゅん菜とともに(感涙)。おいちぃ
(T^T)クゥー